刺繍のデザインのやり方

1、花柄で、たくさんの色を使って刺繍をしたい(大まかな方向性を決める)

2、メキシコの民族衣装が可愛いので参考にしよう(自分の好きなものの引き出しから資料を探す)

メキシコの民族衣装

3、とりあえず絵を描いてみよう

なんだかイマイチ
刺繍の図案

4、ところで、メキシコにはどんな花があるんだろう(デザインへの理解を深める)

探して、模写して、吸収してみる
刺繍の図案

5、写真を集めてコラージュしてみる(自分の画力だけに頼る必要はない)

刺繍の図案

6、コラージュをなぞって図案にする、色を決める

刺繍の図案

7、刺繍の試作をしながら図案を調整、刺繍用に修正する

柄を省略したり、付け足したり、試行錯誤
刺繍の図案

8、完成

スパンコールの花のリュネビル刺繍


デザインをするためのひとつのやり方。
自分では描けない絵もコラージュを頼ればぐっと簡単に。
対象への理解を深めることで新たな発見&アイディアも、、、
成功へのカギは、失敗や下手を恐れずチャレンジしてみること!

この刺繍で使ったスパンコールやビーズはこちら

3mm亀甲スパンコールが新入荷!
オートクチュール刺繍のお店 小さな手芸屋さんのサイトで刺繍材料を探す

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刺繍を立体的に仕立てる

花びらのパーツを縫い重ねて作ったポピーのブローチです。
それぞれのパーツが狙った立体感になるよう、図案の段階からサイズを調整して、試し縫いをして、また図案を調節して、、、という地道な工程を経て出来上がりました。
パーツを縫い付ける時も、ちょうどいいふんわり感がでるように位置を微調整したり、場所によっては糸を緩めに縫い付けて思い描く造形に仕立てます。
図案が完璧でも刺繍でずれることもあるので一筋縄ではいきません。

刺繍ブローチの仕立て方

★刺繍をブローチなどに仕立てる方法は「目玉焼きのブローチと仕立て方」にも説明があります。


立体的な刺繍にはワイヤーもとても役立ちます。ワイヤーはクロシェ・ド・リュネビルで細かくジグザグステッチするか、普通の刺繍針でコーチングステッチすれば布に縫い止められます。そしてその上にビーズやスパンコール・糸を刺繍し、布から切り離して縫い代を裏に折り込み、パーツに仕立てます。

★ワイヤーを刺繍する方法は「ワイヤーを入れた刺繍モチーフのテクニック」も参考になります。


リュネビル刺繍のポピーブローチ

作品作りは何事もチャレンジ!失敗を恐れずになんでも試してみましょう〜

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糸づかいのアイディア、リュネビル刺繍のチェーンステッチで

新しい作品作りをしています。
その中で、ちょっと面白いテクニックがあるのでご紹介します。

リュネビル刺繍のクロシェを使って細かいチェーンステッチをして面を埋めるテクニック、通称ランプリサージュというのがあります。
ようはびっしりチェーンステッチをしているだけですが、ただ普通の糸を使って埋めるだけではつまらないので、2種類の糸を組み合わせてやってみました。

無撚糸とギッターマンの糸

ひとつは、細い繊維が髪の毛のように束なった光沢のある糸。日本刺繍で使う絹糸に似てます。ルサージュで勉強してた方はシルク(soie)でピンとくる糸です。(*豆知識・こういう撚りのかかっていない糸は「無撚糸」(むねんし)といいます。)
もうひとつは細めの金糸。

そのふたつの糸を一緒に、針が太めのクロシェ・ド・リュネビル(90番)を使ってのランプリサージュです。(80番だときついですね。)
(*豆知識2・2本以上の糸を撚らずに1本の糸のようにすることを「引き揃え」といいます。編み物好きの方にはおなじみの用語ですね。)

無撚糸と金糸のチェーンステッチ

無撚糸はふわふわとしてステッチがやりにくい糸ですが、つやつやとした光沢やふんわりとした風合いはとっても綺麗です。高級感がでます。

ただ、普通サイズのクロシェ(80番)で扱うと繊維が上手に拾えず毛羽立ってしまうことも。。。糸の扱いに慣れない方は太めの90番を使うのがいいかなと思います。

使った無撚糸は京都の糸屋「アートファイバーエンドウ」さんで通販できますヨ。
金糸やリュネビル刺繍の針は【小さな手芸屋さん】で❤️

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リュネビル刺繍のテクニック

オートクチュールで使われているリュネビル刺繍は、ビーズやスパンコールをつけるため、、、だけではありません。
日本刺繍っぽい感じに見える糸のテクニックもあります。
ポワンティレというステッチです。

裏から見るとちょっとボタンホールステッチにも似ていて、表から見るとサテンステッチ風。

リュネビル刺繍のテクニック

使う糸は普通の刺繍糸でも、ミシン糸でも、お好みで。
オススメは1本取りでクロシェ#90を使うのがいいかなと思います。
また、「釜糸」という繊維が髪の毛の束みたいになった絹糸を使うと日本刺繍みたいな雰囲気になります。
(写真はDMCサテン糸を1本取りを#120でやりました。)

今回の作品では「ソレイユ」という地模様入りのスパンコールも使いました。(ソレイユはフランス語で「太陽」)
輝きがとってもゴージャス!
おしゃれに気を使った感じになるので好んで使ってます。

フランス製ソレイユスパンコール

リュネビル刺繍でビーズやスパンコールの付け方の動画もあるので是非見てみてくださいね!
↓↓↓↓↓↓
オートクチュール刺繍のやり方

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色で遊べ!アニマル柄ミニポーチ

いい感じの色のスパンコールが手に入ったのでさっそく作ってみました。
お花柄とかモチーフ仕立てには少し飽きてしまったので、今回取り入れたのはジラフ柄(キリンさん)。

いつもは刺繍しているうちにあれもこれもと盛りに盛りまくってしまうのですが、今回はあえて我慢。
シンプルにスパンコールだけを使って、余白も残して、色とタッチで遊んでみました。楽しかったです。

水玉とかハート柄とかでやってもきっと可愛いですよね。
簡単な幾何学柄やアニマル柄は、絵を描くのがそんなに難しくないのでデッサンで頭を抱えなくて済むところが好きです。

色数が少ないとちょっと地味になりそうですが、このようにマルチカラーにすれば気の利いた感じになります。
全然合いそうにないな〜って色も出来上がってしまえば溶け込んでいたりスパイスになったり。
上手くいくコツとしては、まんべんなく色の重さを散らばせる、、、という感じでしょうか。

さて、今回使ったイタリア製スパンコールはこちら↓↓↓↓↓
どれも絶妙な色合いでお気に入りになりました!

【糸通しスパンコール】4mm平 マットピンク【1000枚】

【糸通しスパンコール】4mm平 マットパープル【1000枚】

【糸通しスパンコール】4mm平 マットロイヤルブルー【1000枚】

【糸通しスパンコール】4mm平 マットウォーターグリーン【1000枚】

【糸通しスパンコール】4mm平 サテンシャンパンゴールド【1000枚】

【糸通しスパンコール】4mm亀甲 ブルーペトロール【1000枚】

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刺繍の前に、、、こだわりのひと手間

作品作り。いきなり刺繍をしちゃう前にトワルを作ろう。

トワルとは、フランス語で布のことを指しますが、
今回言うトワルとは、布の型紙のようなもの、本番に行く一歩手前の試作品みたいなものです。
デザイン通りの形になりそうか、身につけてちょうどいい感じか、パターンがおかしくないか確認するために役立ちます。

アパレルでデザイナーをしていた時、デザイン→トワルチェック→サンプルチェックというのが必ず行われるルーティンワークでした。
トワルの段階で、デザイン線を1mmずらそうとか、出来上がりを5mm小さくしようとか、すごく細かいところまで詰めて思い通りの形にします。

刺繍の作品も、何も考えずに刺繍して失敗した〜!ってするよりは、服作りのようにトワルを組むのもいいのではと最近思い、昔を思い出して取り入れてみました。
トワルを作ることで仕立ての練習にもなって完成度も上がります。
出来上がりの姿がより想像しやすくなるので完成への自信にもつながりますね。

刺繍の前に、めんどくさいけどこのひと手間、失敗するよりはトワルで急がば回れ!

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シャネル風オートクチュールスパンコール

ハンドペイント仕上げの超スペシャルなスパンコールが入荷しました。
まさにオートクチュールなクオリティ!

シャネルツイードを模したこのスパンコール。
2012年のオートクチュールコレクションでシャネルが使用したものをフランスのメーカーに特別に作ってもらいました。
刺繍すればとってもリッチ、モードの香りが漂います。

円形にカットされる前はこんな風に色づけされています。

シャネルツイードスパンコール

ところどころ入っているシルバーや紺のラインは、なんと手書き!!
こんなに贅沢なスパンコールは他にないのではないでしょうか。
ワンランク上のものづくりにぜひ取り入れてほしい特別なスパンコールです。

柄入りスパンコールを活かすデザイン

柄入りスパンコールは見ているだけでも綺麗ですが、いざ刺繍にしようと思うとどうしようかな、、、と。
せっかく模様が入っているのだからそれを活かすように使いたいですよね。

こうした特別なスパンコールはいわば「フォアグラ」。
小細工なしでその素材をどーんと見せるようなデザインがいいと思います。
小さいものよりも大きいもの、おすすめは花びらの大きいコサージュ。それかこのスパンコールをびっしり刺繍しただけでも素敵なポーチ類にできそうです。

オートクチュール刺繍の花コサージュ

作品例のコサージュは花びらや葉っぱの周りにワイヤーを仕込んでいます。ワイヤーはスパンコールをつける前に、リュネビル刺繍の小さなチェーンステッチでジグザグ縫い止めます。出来上がったら端の始末はハサミでカットするだけ。立体感も自由自在です。

フランス製スパンコールの刺繍

使用したスパンコールやビーズは小さな手芸屋さんで販売しております。

【糸通しスパンコール】5mm平 ツイードブルー

【糸通しスパンコール】4mm亀甲 オーロラパウダーブルー【1000枚】

【スワロフスキー】3mm ラインストーン クリスタル【3個セット】

【チェコ製・糸通しビーズ】13/0 シャーロット ベビーブルー

【ヴィンテージ糸通しスパンコール】4mm平 ミントシュガー

【糸通しスパンコール】4mm平 オーロラアイスグリーン【1000枚】

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ブローチの仕立て方 〜 簡単バージョン 〜

もう仕立てで迷わない!
小さな手芸屋さん流のとっても簡単ブローチの裏側の仕立て方をご紹介。
テクニックは不要!ハサミと材料さえあればすぐできます。


仕立てに必要なもの

  • シール合皮
  • シールフェルト
  • ブローチピン
  • ハサミ
  • 筆記用具
  • 定規

裏面仕立てのやり方

  1. シールのように貼れる皮 ↓↓↓ を使って簡単に仕立てます。

    シール合皮
  2. シール合皮の裏にブローチピンをつける位置の印をします。

    ブローチピンの印
  3. 印の横線に合わせて2つに折り、縦の印のところに切り込みを入れます。

    印で切り込み
  4. ブローチピンを裏から切り込みに通します。

    ピンを入れる
  5. ブローチピンと合皮

  6. シール合皮をシールフェルトに貼ります。

    シールフェルトに貼る
  7. ブローチの裏パーツ出来上がり

  8. 刺繍した生地の裏に貼ります。ピンの位置がいいところに来るように狙いを定めましょう。

    刺繍の裏に貼る
  9. 出来上がりにカットして完成!
    *カットするときは刺繍した糸などを切らないよう慎重に!!

    ブローチの裏面

シールフェルトは普通の手芸屋さんにあると思います。
シール合皮はユザワヤとかオカダヤとかの大きい手芸屋かインターネットで探せば見つかるはずです。

シールは隙間なく貼れば剥がれることは滅多にありませんが、無理やり剥がそうとしたり、乱暴に扱ったりすれば剥がれます。

ちょこっと簡単にブローチ作りたいな〜って時に便利な簡単シール仕立て。
ぜひおためしあれ〜

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ワイヤーを入れた刺繍モチーフのテクニック

新しい作品作りの真っ最中、やっぱり刺繍は楽しい☆
時間を忘れてしまいそう。

今回は刺繍モチーフの周りにワイヤーを入れて、立体的で動きのあるヘッドドレスにしようかなと思ってます。
新しい色のスパンコールにもテンション上がります!

立体的にするとき、ワイヤーを仕込むのは一番最初。
とても小さなチェーンステッチでジグザグとクロシェで縫い止めます。

リュネビル刺繍のステッチ

そうしてからビーズやスパンコールを刺繍して隠してあげます。

スパンコールの刺繍

葉っぱの色も水彩画みたいな透明感で可愛い、うふふ。

クロシェ・ド・リュネビルで刺繍すると裏も綺麗に仕上がるのがいいところ。
裏が見えるかもしれない作品は糸始末にも気をつかいましょう〜

リュネビル刺繍の裏

完成が待ち遠しいです!

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スパンコールのおしゃれ刺繍アクセサリーの作り方

お花の形のスパンコールと2mmのとっても小さなスパンコールを使って刺繍アクセサリーを作りました。

作り方はすっごく簡単!30分もあればできちゃいます。
たくさん作っても全然苦にならないので、プレゼントにもぴったりかも!

作っていてすごく楽しかったし、刺繍をやったことない人にもチャレンジするきっかけになってほしいと思って、レシピ公開します!!


ビーズ刺繍のやり方 & ピアスの作り方

【用意する材料】
5mmのお花スパンコール
2mmの平スパンコール
3mmの丸パール
極小サイズのビーズ
4mmのスワロフスキー”エクラ”
特小サイズくらいのビーズ
なるべく細めの刺繍糸

【必要な道具】
細めのビーズ針
糸切りはさみ

【あったら便利】
刺繍枠

☆材料や道具は刺繍のネットショップ『小さな手芸屋さん』で取り扱っております。


まずはお花の部分から刺繍します。

ビーズ針にビーズを通す

1、ビーズ針に糸を2本取りで通して玉結びをし、ピアスの出来上がり中心点に針を出しておきます。
その針にパール、花スパンコール、2mmスパンコール、極小ビーズの順に通します。


パールの刺し方

2、極小ビーズを除いて、2mmスパンコール・花スパンコール・パールの穴を通って布を刺します。

ここがポイント!
糸が緩くならないように、きっちりと引きましょう。裏でも糸がたるまないように。


ひとパーツ完成

3、まずは中心にパーツがつきました。
この状態でもすでにカワイイ。


花の部分が完成

4、同じ要領でまわりに計6個、同じものを刺繍します。

ここがポイント!
まわりに等間隔に刺繍するときは、時計の文字盤をイメージするとイイ感じに、、、
よく戦争映画のセリフである、「右舷2時方向に敵機発見」みたいな。
そのノリで1時・3時・5時・7時・9時・11時と刺繍するとぴったりです。


次はまわりの部分を刺繍します。

エクラとビーズを針に通す

5、4の2mm外回り12時方向に針を出し、スワロフスキー”エクラ”と特小くらいのビーズを針に通します。


エクラのつけ方

6、お花のスパンコールを付けたのと同じやり方(=ビーズを除いて”エクラ”の穴を通って布を刺す)で刺繍します。


周りにエクラをつける

7、6の要領で4の外周にエクラとビーズをつけます。(合計6個、12時・2時・4時・6時・8時・10時方向)

ここがポイント!
パールとパールの隙間の部分にエクラがはまるような感じにしましょう。

つけ方のポイント


仕上げに、空いている部分にスパンコールをつけます。

2mmスパンコールを通す

8、7のエクラとエクラの間、4のパールから1mm外側に離れたところに針を出して、2mmスパンコール、極小ビーズ、2mmスパンコールの順に針に通します。


2mmスパンコールの刺繍のやり方

9、8をパールの方に向かってステッチします。(計6カ所)


刺繍の完成です!

刺繍が完成

横から見るとこんな感じ。

横から見た図


仕立てます。

刺繍の仕立て方

10、周りを大きめに切って、その3mmくらい内側を波縫いします。
(糸は2本取りで玉結び。一周しても糸は切らずにそのままで。)

ここがポイント!
布をカットした後、裁ち代にほつれ止め液を塗っておくと仕立てやすいです。

追記(2016.7.29):ほつれ止めは裏面全体に塗った方が出来上がりがよりしっかりできるようです。


仕立ての裏

11、10の糸を引き締めてギャザーを寄せるとアラ不思議、縫い代が勝手に内側に折り込まれました。

ここがポイント!
いきなり全部引っ張ると思い切り変形するので、少しづつ様子を見ながら加減して成形してください。


12、ボンドで金具をつけて完成〜!

金具のつけ方


どうでしょうか?簡単にできそうですよね!?
ピアス以外にヘアゴムや指輪、ペンダントトップもすごく可愛いです。
全然難しくないのでぜひいろいろアレンジして作ってみてください☆

刺繍のおしゃれアクセサリー

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