刺繍作品のトワル

刺繍の前に、、、こだわりのひと手間

作品作り。いきなり刺繍をしちゃう前にトワルを作ろう。

トワルとは、フランス語で布のことを指しますが、
今回言うトワルとは、布の型紙のようなもの、本番に行く一歩手前の試作品みたいなものです。
デザイン通りの形になりそうか、身につけてちょうどいい感じか、パターンがおかしくないか確認するために役立ちます。

アパレルでデザイナーをしていた時、デザイン→トワルチェック→サンプルチェックというのが必ず行われるルーティンワークでした。
トワルの段階で、デザイン線を1mmずらそうとか、出来上がりを5mm小さくしようとか、すごく細かいところまで詰めて思い通りの形にします。

刺繍の作品も、何も考えずに刺繍して失敗した〜!ってするよりは、服作りのようにトワルを組むのもいいのではと最近思い、昔を思い出して取り入れてみました。
トワルを作ることで仕立ての練習にもなって完成度も上がります。
出来上がりの姿がより想像しやすくなるので完成への自信にもつながりますね。

刺繍の前に、めんどくさいけどこのひと手間、失敗するよりはトワルで急がば回れ!

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