ルサージュの刺繍レベル7

オートクチュール刺繍ってほんとおもしろい!

オートクチュール刺繍って、胸がどきどきするほど楽しい!

心からそう思えたのは、プロフェッショナルコースの課題を終え、次の新しい課題に入った頃。

「Ravel」という題名の、これぞオートクチュールという内容の作品でした。
クロシェのテクニックもより難易度が上がり、扱う材料も一癖あるものばかり。
とくに、生地が透けないのでまったく表の様子が分からないのが大変でした。
(生地の裏を見ながら刺繍しているので、透けている素材なら何となくどう出来上がったのかがわかります。)

ルサージュの刺繍レベル7

まるで修行のように、どうすればもっと美しく表現できるだろうかと探求しながらの作業。
プロフェッショナルコースの課題のときは言われるがままやっていた課題作業が、
自分らしさというか、自分は何が美しいと感じるかということに向き合いながらの探求作業に変わりました。

「これは普通の刺繍とは何かがちがう・・・、こんな真剣に作業したことなかった!」
毎日少しづつ出来上がっていく作品の出来映えにドキドキワクワク胸が高鳴っていました。
渡仏してから毎日学校と宿題のローテーションで全くといっていい程遊ぶことは出来ませんでしたが、
真剣に課題に取り組む時間は、遊びに勝る楽しさがありました。

「オートクチュール刺繍ってほんとにおもしろい!」

この楽しさ、もっと多くの人に知ってもらえたら、
もっと、もっとおもしろい!


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