型紙が大事、がま口の作り方

小さくて首から下げられるようながま口が欲しくてスパンコールをびっしり刺繍して作ってみました。

がま口の金具を買うと袋部分の型紙がついてきます。便利ですね。
でもその型紙がオシャレな形かというと、、、うーん、、、というものもあります。
今回ついてきた型紙はまさに、、、だったので、自分で改造をして使いました。

仮縫いと型紙の改造

がま口のパターン

まずは付属の型紙を使って、どんな形になるのか確認をしましょう。余り布を使って、実際に仕立ててみます。
刺繍する予定の布や、刺繍し終わったあとと同じような張り感・厚みを持つ布を使うとベストです。
仮縫いしてみて、気に入る形だったらそのままその型紙を使います。
もしダメだったら、幅や長さを変えたり底にマチを入れたりして改造してみます。気に入るまで何度でもやりなおしましょう。

思い通りの型紙ができたら刺繍のデザインを当てはめて、最後にもう一度仮縫いをします。

刺繍モチーフの位置の確認

刺繍のデザインは、平面上ではいいように見えても、立体になるとバランスが変わることもあります。
仮縫いを見ながら、モチーフの位置をずらしたり微調整して、かっこよく配置しなおします。

がま口のパターン

刺繍、仕立てをして完成!

オートクチュール刺繍のがま口バック

刺繍が完成した後は形の微調整をすることが難しいです。
最後に後悔しないように、刺繍する前に念入りに確認をした方が作品の完成度も高まります。
がま口だけではなく、ファスナーポーチでも、ブローチなどでも、完成前に出来上がりを立体化させるのがおすすめです。

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プチレッスン de リュネヴィル刺繍
スパンコールのヴェルミセル

リュネビル刺繍を代表するテクニックのひとつにヴェルミセルがあります。

ヴェルミセル(vermicelle)とは直訳すると”麺”のこと。
フランスでベトナム料理やタイ料理のレストランに行くと遭遇することも多い単語です。

リュネビル刺繍でのヴェルミセルは、麺のようにうねうねと方向転換を繰り返しながらチェーンステッチをすることを指します。
小さなビーズでぎっしり面を埋める時にも用います。

ビーズのヴェルミセル

ビーズで刺繍する時によく使われる技法ですが、スパンコールでも用いることができます。
また、ぎっしり埋めるだけではなく、均一に余白を空けてまばらに散らすこともできます。
糸だけを使って、そのヴェルミセルのうねうねの軌跡をデザインとして扱うこともあります。

お花のスパンコール刺繍

スパンコールでぎっしり埋める時はこんな見え方に、、、

リュネビル刺繍のスパンコールでヴェルミセル

スパンコールの色が変わって見えるのは、3色を混ぜて使っているためです。
リュネビル刺繍でスパンコールを刺繍する時は、糸通しスパンコールをフィラガン(という専用の刺繍糸)に移し替えることから始まります。
その時に、同じフィラガンに各色を交互に少しずつ通し替えておいて使うと、まるでゴッホの絵画のようなタッチのヴェルミセルになります。

このようにスパンコールの色混ぜてびっしりヴェルミセルで刺繍をするだけで、細かいデザインがなくても十分に美しい作品ができます。

スパンコールのヴェルミセルの刺繍がま口

この刺繍のがま口に使ったスパンコールはこちら:

スパンコール専門店の小さな手芸屋さんで販売中です。

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お花スパンコールの使い方
– リュネビル刺繍のヴェルミセル –

Step:1 お花スパンコールをまばらに刺繍する

お花のスパンコール刺繍

フランス製のお花スパンコールを銀糸でうねうねと刺繍。
わざと大きめな針目にしてクロシェ・ド・リュネビルでヴェルミセルしてます。
生地の余韻を残すのが最近のマイブーム。

Step:2 クリスタルのビーズを刺繍する

お花のスパンコール刺繍

余白にクリスタルのシャーロットビーズも同じくうねうねと曲線を描くように刺繍します。これもわざと大きめな針目で。
大きなお花はビーズ針を使って、銀糸で適当な感じに見えるように縫い付けます。

Step:3 立体的な飾り付けの刺繍

お花のスパンコール刺繍

竹ビーズやシャーロットビーズ、小さな亀甲スパンコールを使って立体的な飾り付けを。
触角のようにしたり、ビーズのテグス細工のようにしたり、、、
一番楽しい作業 🙂

使った材料はこちら

小さな手芸屋さんのお店で販売中です!


透明な長いビーズはヴィンテージの「スフレビーズ」というもの。中空のガラスビーズでとても軽くて繊細なんです。
こちらはヴィンテージパーツshopのルールブルーさんで売っています〜
http://shop.lheure-bleue.jp

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西洋更紗のオートクチュール刺繍アレンジ

16世紀から17世紀のヨーロッパで流行した花模様をオートクチュール刺繍風にアレンジしました。当時イギリスの植民地だったインドのテキスタイルデザインが元だったせいか、オリエンタルな香りが漂うスタイルです。

今回はそれをニュアンス豊かな色合いのイタリア製スパンコールで刺繍をしました。紫やフューシャ、グリーンのカラーで艶やかさを、背景は黒でしっかりと締めて重さを出して、ゴールドで華やかさを盛り上げます。イタリア製ならではのクセのあるカラーが異国情緒を醸し出す隠し味に。また白のスパンコールで少し柔らかい雰囲気も持たせました。

使用したスパンコールやビーズなどの刺繍材料は【小さな手芸屋さん】で販売しております。


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デザイン、古今東西

昔のテキスタイルや刺繍を参考にしてデザインを考えていると、元のそれはいったいどんな時代に、なんて呼ばれ、どうのように生まれたスタイルなのか気になってきます。

今回の刺繍作品も、参考資料を片手に描きながら「これはいったいなんだろう??」と疑問がぐるぐる。
資料のわずかなキーワードから調べ始め、ようやくたどり着いたのがジャコビアン刺繍というイギリスの刺繍の名前。

その昔、16世紀のイギリスはインドとの貿易が盛んに行われ、インドからの舶来品は当時の王族のファッションにも影響を与えていました。
インド更紗にあるようなオリエンタルな花をはじめとする動植物のデザインが受け、ヨーロッパ風にたくさんアレンジもされました。
ジャコビアン刺繍もその流れを汲んだデザインスタイルのひとつ、とのとこ。

インド更紗はフランスのテキスタイルデザインにも影響を与えています。
ヴェルサイユ近郊の村では美しい西洋更紗が盛んに生産され宮殿に販売されていました。

調べるほどに、次々とつながるデザインの歴史の輪に興味が途切れず、もっと知りたい作りたい気持ちが溢れてきます。
こうしてデザインの背景を探ることは、なにか内面的な豊かさを刺繍作品にもたらしてくれる気がします。
また、デザインを知ることで絵を描く時の迷いや抵抗も薄れるような気分にもなります。

ところで、ジャコビアン刺繍の技法についてはさておき、今回の調べごとをしていてとてもいい資料を発見!
年代物のジャコビアン刺繍の本の無料アーカイブ
年代物のジャコビアン刺繍の本

こんな貴重な資料がインターネットに、しかも無料であるなんて〜!狂喜乱舞!当分本を買わなくて済みそう。

そういえばルサージュの課題にも西洋更紗風のデザインがあったなぁ、なんか似ちゃったかもなぁ、と終わってみてふと思い、ルサージュの影響の強さを感じました。
今度はもっと違った切り口で挑戦してみようと思います。

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レッスン、初めての卒業

ヴォーグ学園横浜校でやっている「小さな手芸屋さん」のオートクチュール刺繍のレッスン、先月初めての卒業生が誕生しました。

レッスンをはじめてから丸4年。みんな最初はおぼつかなかったクロシェの腕前もメキメキ上がって、今では難しいテクニックもこなせるようになりました。ゼロからここまで一緒に成長できて、私もとても誇らしく思います。

卒業の記念撮影パシャリ☆

フィナーレを飾る課題にふさわしい、華やかでオートクチュール的な作品と一緒にパチリ!記念撮影☆
卒業したくないよ〜と言われ嬉しいやら寂しいやら、、、

また何か新しいことができるかどうか、課題作りをいったんお休みいただいて、ゆっくり考えていきたいと思っています。
Aさん、Hさん、Tさん、長い間ありがとうございました!

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追加開催:半日レッスンのお知らせ

オートクチュール刺繍の1dayレッスンのお知らせです。

クロシェ・ド・リュネビルの基本とリボン刺繍・ビーズ刺繍が学べる、楽しみがぎゅっとつまったレッスンです。
初めての方もリピーターの方にも充実した内容となっています。

今回は11月の横浜で開催される「ビーズアートショー」というイベント内での開催です。
刺繍会社アポロンさんのブースをお借りして、最終日だけレッスンをさせていただきます。
(*小さな手芸屋さんの材料販売のお店としては出店がございません。)


日程:11月11日(土)
   
時間:午前の部 10:10-13:00 午後の部 14:00-16:50

場所:ビーズアートショー横浜 刺繍枠会社アポロンのブース内(E16-17)
*会場はみなとみらい線の日本大通りが最寄りの「大さん橋ホール」徒歩15分くらい

定員:各回6名様

<お申し込み方法>

アポロン様のサイトより、メールにて受け付けしております。
BAS11/11フィロザのレッスン希望とお書き添えいただきまして、ご希望のお時間(午前または午後)、住所、氏名、お電話番号の4点をご明記の上、お申込み下さい。こちらのアポロン様のお問い合わせページ(http://apollon-broderie.jp/contact/)からお申し込みいただけます。


小さな手芸屋さんの材料販売の出店は来年の5月の春のビーズアートショーを予定しております。

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どうやって色を決める?色合わせに悩んだら、、、

刺繍をしていて「どっちの色使おうかなー?」「何色が合うかなー」と悩まない時はありません。

デザインの段階で大体の色は決めてビーズやスパンコールを選んでおきますが、実際の材料で刺繍をしていると色が合わなかったり、配色を変えたくなったり、、、
そうしたらとりあえず持っているめぼしい材料を片っ端からあててみて、これがいいかな、あっちにしようかなと選んでいきます。

今回のブログでは、そんな風に迷った時にどうやって色を決めるのか、私なりの方法を紹介します。

客観的な視点を得る

ビーズ刺繍の色合わせの方法

遠く離れたところから見てみる

刺繍をする距離で作品を見ていると、どうしても狭い視点しか持てずに悩みのどん底にはまります。
作品を身につけたり飾ったりした時に、それを他人が鑑賞する距離ほどに離れて見て、しっくりくる方、好きな方を選びましょう。
これは材料選びに限らず、刺繍中の「このステッチの出来栄えをやり直そうかどうしようか」というときにも判断の助けになります。
離れて見て気にならなければ直さないで進んだ方が作品作りが効率的にできます。何回もやり直すくらいだったらもうひとつ作った方が腕も上がります。

鏡ごしに見てみる

作品が完成して身につけた状態を想像して、刺繍を自分の身体にあてがって鏡ごしに見てみましょう。
洋服を選ぶ時と同じ感覚で、似合うかどうか判断できます。

写真に撮って見てみる

この方法が一番客観的な視点を得ることができます。
悩んでいる材料を刺繍にあててみて、少し遠めに全体が写るように携帯やデジカメなどで写真を撮ります。そしたらそのカメラの画面で画像を確認してみましょう。小さな画面の中に写るその様は、肉眼で見るよりも客観的に捉えることができます。

…私なんかは派手で鮮やかな色あわせが大好きなので、ついドギツイ色ばかり選んでしまいがちなところを、この写真を撮る方法で欲望を抑えながら色をチョイスしています。

刺繍の色合わせ

作品作り、材料選びはやればやるほどノウハウも蓄積されてだんだんやりやすくなってきます。
失敗は成功のもと!というくらいのポジティブな気持ちで取り組んで、イチから手作りする喜びを楽しみましょう☆

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追加開催決定!夏の1dayレッスン募集中

小さな手芸屋さんの1dayオートクチュール刺繍のレッスン、ご好評につき追加開催することになりました!

お忙しい方でも半日でサクッとご参加できるお手軽レッスンです。
クロシェ・ド・リュネビルの基本、きれいな糸処理の仕方、リボンやビーズのあしらいを学びながら、かわいいポピーの刺繍をします。
楽しみが”ぎゅっ”とつまっていますよ〜♪


日程:8/12 sat

午前の部 ​10:00-13:15
午後の部 14:15-17:45
定員:各回8名様

レッスン料:5,940円税込み
(レッスン料に材料、道具のご使用料が含まれております。当日は手ぶらでご受講頂けます。)

場所:刺繍枠メーカーアポロンさんのオフィス(東京都文京区白山)


お申し込みはアポロンさんのサイトより受付しております。

詳細はこちらもご覧ください▶︎▶︎▶︎ 1dayレッスンの詳細説明ページ

初めての方もリピーターの方も、みんなで楽しく刺繍をしましょう!
心よりご応募お待ちしております。

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コサージュづくり

立体的なものの型紙を作るのって結構大変です。
気に入った造形になるかどうか、試作をして型紙を修正して、ようやく本番へ、、、と工程が増えます。

今回はそんなめんどくさい工程を省いてコサージュを作ってみました。
どうやって型紙を作ったかというと、自然界の力をそのまま借りました!
そう、生花から形をトレースしたのです。

大好きなアネモネを解体して、花びら一枚一枚写し取りました。
花びらは平らになるように、少し切り開いたりします。
どこにどの花びらがついていたかメモるのも忘れずに。

コサージュの型紙

次は刺繍です。

花びらをパーツごとに刺繍します。
外側にワイヤーを縫いとめてから、内側にスパンコールをびっしりと刺繍してあげます。

刺繍で埋めたらワイヤーの周りを切り取ります。
ふちにほつれ止めを少し塗っておくといいかもしれません。

リュネビル刺繍のワイヤーステッチ

次は組み立てです。
下から順番に布に縫い付けます。
重なるほどに縫いにくくなりますが、細い針を使って強引に縫い付けてしまいましょう。
最後に中心に花芯もつけます。

ソレイユスパンコールと模様のコサージュ

そして完成。

ソレイユスパンコールと模様のコサージュ

型紙に迷わなくていいのでちょっと楽して作れました。
いい形の花を見つけたらすかさず型紙をとっておくといいですね!
お花を買うのが楽しくなりますよ♪

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