apero と bisous、プロヴァンスの休暇その2

フランスの習慣のひとつ、親族や親しい隣人・友人と食前酒やつまみを楽しむ小さな飲み会「apéro アペロ」。

食事前の数時間程、腹ごなしと世間話を交わします。
(その後普通にご飯を食べます。)

ソーセージの干物(?)やアンチョビペーストのディップ、フォアグラなど、アペロで食べ過ぎてご飯が食べられないことも。

今回の滞在8日間中、なんと4回もありました。フランス人はほんとアペロが大好きです。

お酒も控えめな量ではなく、結構がっつりと飲んだりします。

よくフランス人はワインを水のように飲むなんていいますが、そうでもないなーと印象にあります。

ワインは食事の添え物でよく出てきますが、

私が滞在したところでは、年配の男性は「pastis パスティス」という度数の高い地酒をよく飲んでいました。

あとはビール。どちらかというとビールをジュースのように飲むって感じがします。

なので、ビールは2本までだったら飲んでも運転してもいいそうです。

ホントに?!って感じですが、あちらの人はきっと体質がちがうんですね。

でもパスティスはだめ。2杯飲んだら完全にアウトだと、

交通警察官だった叔父がその2杯目を飲みほして言いました。その後運転して帰って行きましたが。うーん。。。

↓↓↓↓↓ 写真はフランスのカニかま、その名も「スリミ(すり身)」。私の好物のひとつ。

カニかま、スリミ

もうひとつ、フランスの習慣のひとつに「bisous ビズー」があります。

これはほっぺを合わせてチュッとキスする感じの挨拶です。

ありがとう・おめでとうの場合でもビズーします。

親族が一同に会するときなんかはビズーで人が渋滞します。

だいたいは両ほほで2回、パリジャンは4回。地域によって変わるようです。

ちなみに叔父には3回。なぜなら警察官だったので地位が高いから1回余計にするとのことで。
本当かどうかはわかりません。

初対面の人にはビズーのかわりに握手をします。

ちょっとだけの知り合いだったら男性同士は握手、異性同士だったら男性が女性にビズーって感じです。

挨拶する人たちの陽気さ(?)にもよると思いますが。

相手との親密さを測れるビズーはちょっと素敵な習慣です。

でももし今の日本でこの習慣があったらAKBの握手会はきっとbisous会ですね、あんまり見たくないです。。。


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