ブローチでも、巾着でも、刺繍の仕立ては毎回悩みます。
縫製が必要なものは特に。
バッグだったら、
芯地や内布はどうするか、
持ち手やサイズは?
など、決めなければいけないことばかり。
それらを全部前もって計画できていたら、きっとスムーズにできるはず。
私が袋物をするときは、刺繍のデザインと並行して、形や仕様を詰めるために縫製用のサンプルも作ります。
シーチングやオーガンジーを使って縫ってみて、持ったときのバランスや、入れたいものが入る大きさどうかを見てみます。
そのとき、刺繍の位置も一緒に確認します。
形や大きさが整ったら、次は実際の布を使って、もう一度サンプルを作ります。
厚みや固さが想像通りにできるか、縫いにくくないかに確認のためです。
何十時間もかけて刺繍したものを、縫製や裁断で失敗して取り返しがつかないことにならないように、
何回かのサンプル縫製を通して確認しておけば、本番を縫うときにすごく安心できます。
サンプルでしっかり確認する、、、
そうは心がけていても、急いでるときなどは、途中で適当にして進めてしまうこともあります。
そんなときは必ずつまずいて、後悔ばかりです。
仕立てのスキルが足りないから、ぶっつけ本番は無理だと何度も実感しているはずなのに。。。
全然懲りない自分だなと呆れてしまいます。
作った刺繍を大事にするためにも、急がば回れで丁寧に仕事するのが最善ですね。
それは、刺繍の仕立てだけじゃなくて、お店の仕事にも言えることかも、、、そう、書いててふと気づきました。
This error message is only visible to WordPress admins
Error: No posts found.
Make sure this account has posts available on instagram.com.