パリにある“ルサージュ”というオートクチュール刺繍のアトリエが運営している学校があります。
私たちはそこでオートクチュールの技術を学んできました。
その為にまず勉強したのはフランス語。
授業は英語とフランス語でしか行われないため、授業の理解をより深める為や生活の為にも必要でした。
「ルサージュに行きたい!行かなきゃしんでも成仏できない!!」と思い始めたのが約7年前ほど。
当時はアパレルで仕事をしており、まずはお給料でフランス語を習いはじめました。
渡仏までの7年間、語学学校(ウサギで有名)で勉強したのは2年間位だったでしょうか。
まったくの無知な状態から初めて、やめる頃にはなんとなくフランス人と会話できるようになり、友達もできるようになりました。
学校の教材を使って、予習したり、復習したり、動詞の活用法を必死で覚えたりしましたが、
勉強するよりも友達と話してる方が有意義にフランス語が身につけられた気がします。
学校をやめたあとも、独学でフランス語を勉強し続け(かなり適当にですが)、フランス滞在中も勉強してました。
一番効果的な独学方法は、
1. フランス語の音声(ラジオ・テレビ・音楽etc)を聞いて、それを書き取る。綴りは適当でも、後から直せばOK。
2. フランス語の音声(ラジオ・テレビ・音楽etc)を聞いて、それをすぐにマネして繰り返す。間違っていてもOK。口と耳をならす練習の為。
受験勉強みたいにテキストを使って勉強するよりも、
生のフランス語を参考にして練習した方がより現代の口語表現になりますし、
変な単語も覚えなくて済みます。(辞書にのっていても全然使わない言葉とか・・・。)
それにお金がかからない!!これが素晴らしいです。
上に上げたオススメ独学方法は初級者の方にはハードルが高いと思うので、
すごく簡単な音声からはじめた方がいいです。並行して教材や学校での勉強をするとより基礎が身に付きます。
フランス語勉強中の方がいらしたら、参考にしてみて下さいね。
Voilà une astuce pour apprendre !
mikaさん初めまして。
私は現在、高校に在学しており次の進路について真剣に考えております。そして美大を目指して絵を描いています。そんな中私は最近、テレビでビーズ刺繍というものについて知り、その素晴らしさに感動しました。先日、私はかぎ針を持っていないので普通の針で小さなガラスビーズを布に縫いつけてコサージュを作ってみたんですが、すんばらしく楽しくて面白かったです。こんなにも楽しいものがあるのかと!ちゃんとした刺繍の道具を購入し、刺繍を学びたいと思いました。これを自分の仕事にできたらな…とも思いました。
刺繍を学ぼうと思ったとき、専門学校を探しても日本にはなく、パリのルサージュという学校を見つけました。そしてこのブログを発見いたしました!
ルサージュに通われた方々は一度働いてから、パリへ行くというのが多いように思ったのですが、高校からルサージュに、行くというのはやめておいたほうがいいのでしょうか?
また、ルサージュのサイトにてコースを見たのですが、どのコースに行くべきなのか。。私は刺繍初心者なのですが、パリへ留学すると決まったら服にビーズ刺繍をしたりするプロになりたいと思っています。ご意見お聞きできたら嬉しいです。
minamiさん、お名前間違えていました。本当にすみませんでした。
sakuraさん
ノープロブレムです!
わざわざありがとうございます 🙂
sakuraさん
初めまして、ご相談ありがとうございます。
すごく責任重大な気がして少し緊張しますが、軽い参考程度に読んでいただけたら嬉しいです。
まず、ルサージュに行く人に社会人が多いのは、たぶんお金や時間の問題からだと思います。
渡航費・滞在費・授業料全てばかにならない額なので、大人が多いのではないでしょうか。
sakuraさんが行きたくて、ご家族がokなら、行ってはダメということはないと思います。
その時は語学をある程度ご習得されてからの方が楽しく過ごせるはずです。
ルサージュのコースはレベル1から8まで順番にやるか、プロフェッショナルコースで集中的にやるかの、ふた通りです。
予算やビザ、好みに合わせて選ぶといいと思います。
もし刺繍職人の国家資格を取リたいのならば、それに見合うように計画をした方がいいでしょう。
ルサージュの他にも刺繍レッスンはあるので、ルサージュでなくてもいいかもしれません。
今はビザもだいぶ厳しくなっているようなので、その辺もよくお調べになってみてください。
あと、フランスで刺繍職人の求人がどれくらいあるのか、給料がどのくらいかも調べるともっといいかと思います。
まずは今日から語学の勉強をはじめてみてください。
ご参考になりますように!
お返事ありがとうございます!
とても参考になりました。
ビザや刺繍を学ぶ所についてもっと調べてみます!
そしてもう一度、自分にとって何が一番いいのか考えてみます。この時期に行くのでいいのか等。。minamiさんに話して、親に私のやりたい事についてちゃんと自分の言葉で話してみる勇気が出ました。相談に乗ってくださって本当にありがとうございます。
きっとどんな人生になっても、諦めきれずパリで刺繍の勉強をしに行くような気がするので、とりあえず、今日からフランス語の勉強を頑張ります!
お役に立てて何よりです〜!
刺繍留学はお金と時間さえあればできますから、これから先でも行くチャンスはきっとあります。
逆に、美大受験を頑張ることは若い高校生ならではの特権だとも思います。
どちらも魅力的な進路ですね♪
陰ながら応援しております!
初めまして!Yuukiと申します。
以前よりオートクチュール刺繍に興味があり、今すぐにでも行きたいのですが、言葉や予算的なものも含め難しいため、来年あたりを目処に留学を考えており現在情報収集をしております。また刺繍留学に詳しいエージェントにも連絡をとっており話を進めている段階です。
今月フランスに行くため、ルサージュのセミナーに参加したかったのですが、いっぱいとのことで直接アポイントをとり、資料など貰いたいと思うのですが、格式の高い学校のため門前払いされる可能性はあるでしょうか?
また、フランス語は経験がないのですが、行くまでに日常会話はある程度できるようにしないと刺繍留学は難しいでしょうか?
もしよろしければ直接メールアドレスをにてご返信を頂きご質問させていただければ幸いです。
長文になりましたがご都合の良い時で構いませんのでご連絡お願いいたします。
Yuukiさま
ブログを読んでくださりありがとうございます!
いただきましたご連絡先にメールさせていただきました。
他の読者の方にも役立つ質問だと思いましたので、お返事の一部をこちらにも掲載させていただきます。
>>資料など貰いたいと思うのですが、格式の高い学校のため門前払いされる可能性はあるでしょうか?
直接行って資料をもらいたいとの旨、あちらにメールで伺ってみたらいかがでしょうか。
アポなしでも大丈夫かもしれませんが、連絡した方がきっとスムーズだと思います。
>>フランス語は経験がないのですが、行くまでに日常会話はある程度できるようにしないと刺繍留学は難しいでしょうか?
留学するなら言葉もある程度できた方が生活が楽しめると思いますよ。
できる範囲で勉強しておいたらきっと役にたつはずです。
Yuukiさまも他の留学希望の読者さまも、みなさんの留学が成功しますように!
オートクチュール刺繍で検索で
こちらのサイトにたどり着きました。
たまにしかしない程度ですが、
刺繍をするのが好きです。
花などの刺繍が施された洋服を見ると
楽しい気持ちになります。
オートクチュール刺繍というものを
先程知りました。
私の刺繍は
自己流や独学といった感じなので、
オートクチュール刺繍を習ってみても
面白そうだなと思いました。
例えば、旅行くらいの日にちで、
行ってみるのはありなのでしょうか?
Mimimiさん
コメントを確認するのが遅くなってしまい申しわけございません。
ルサージュの初級レッスンでしたら数日間の滞在でも受けられますよ!
宿題もありますが気合いがあれば大丈夫だと思います。
人気のスクールですから早めの予約がオススメです。
はじめまして!
私は服飾の専門学校に通ってる者です!
今、物凄く悩んでいて‥
将来、刺繍をする職業に就きたく学校に入ったのですが、、学校で学んでる事は将来に役立つのか?あまり刺繍の授業がない!といった事を思うようになり‥。
どーしたらいいのだろうと!!
それで、色々調べていたらここのサイトを見つけて!! 凄く感動しました!今のままではダメだと!
今考えているのが、学校を辞めて!語学学校(教室)でフランス語を学ぶと同時に刺繍を学べる教室に通う!
それから、留学をしたいと考えています!
甘い考えだと、思うのですが、、
どのようにしたら良いと思いますか?
語学を学ぶには、学校と教室はどちらが良いと思います?
よかったら、ご意見お聞かせ下さい!
お願いします!
my_mさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
洋服に刺繍をする仕事をしたいのであれば、服作りの知識がある方がより完成度の高い仕事ができるので、学校は無駄ではないと思いますよ。
語学を学ぶのは予算に合って、通いやすいところ、、、でしょうか、、、お金かかりますからね。
学校探すまではNHKのラジオ講座や教本なんかで独学するといいのではないでしょうか。
フランス語は覚えることがたくさんあるので自習も大事です。
刺繍については、フランスで勉強するなら日本で勉強しなくてもいいんじゃないかとも思います。
私の友人の場合は、日本でがっつり刺繍を勉強しすぎて、フランスに行って学んでもだいたい同じような内容で大して面白くなかったって言ってました。
私も好きで刺繍はたしなんでましたけど、習ったりはしないで留学しました。予算温存のために(笑)
my_mさんはまだまだお若い方だと思うので、その勢いでいきなり現地に行って語学と刺繍両方勉強しちゃうのもありかもしれませんね!
お返事ありがとうございます!
凄く参考になりました!
あまり人に相談することがないので、こんなにも親身に答えて下さって素直に嬉しいです。
自分で言うのもあれですが、まだ若いです!笑 言われたように、この勢いも大切だと思いました!
一度親に相談してみます!
もし、留学という進路に決まりましたら相談に乗ってもらえると嬉しいです!
本当にありがとうございました!
どういたしまして!お役に立ててよかったです。
留学は一大事業なのでよーくいろいろなこと検討してみてくださいね。
また何かありましたらお気軽にコメントください☆
はじめまして。
いつも動画を拝見し勉強させて頂いております。
オートクチュール刺繍に出会い、日本で習い始めましたが、やはりルサージュで学び、プロフェッショナルコースを学び、ゆくゆくはメゾンで職人として働きたいと思っています。
年齢も年齢なのでゆっくりしてる時間もなく、来年には行きたいと考えていますが…語学が心配です。
授業は英語かフランス語で行われているとのことですが、日常生活のことも考えるとやはりフランス語の方がいいでしょうか?
今の私のレベルは、フランス語は全く喋れず、英語もカタコト程度ですし、留学までの1年間の語学勉強で授業が受けれるのかが心配です。
(日本で習っている教室の先生もルサージュで学ばれたそうですが、「私は英語で習ったけどフランス語の方がよかった」って言ってました。)
mikaさん、はじめまして。
動画がお役に立てているようで嬉しいです!
いつか向こうで働くという目標であれば、絶対にフランス語の方がいいと思いますよ。
向こうで職人として働くにはCAPという資格が必要ですし、そのためにはフランス語で試験を受けなければなりません。
ルサージュの先生は英語が苦手な方もいらっしゃいますので、よりよい手ほどきを受けるためにもフランス語の方がメリットがあります。
ただ英語が苦手な先生でも一生懸命コミュニケーションを取ってくれると思います。
私が通ってた時にはフランス語も英語もまったくできない生徒さんもいらっしゃいましたので、最低限の語学でも通学には問題はないはずです。
まず手始めに刺繍に必要な単語(糸とか針とか、、、刺すとかの動詞、色の名前とか)を覚えておくだけでも少し違うはずです。
行くまでになるべくたくさん語学勉強すれば不安もなくなるでしょうし、向こうでの生活ももっと楽しくなりますよ。
せっかくのパリですから、刺繍を勉強する以外の生活も豊かになるようにご準備された方がいいかな、と個人的に思います。
下手くそでも一生懸命伝える姿勢ってのは大事なので、なるべくポジティブに考えて、少しでも長時間フランス語に触れてみてくださいね。
minamiさま、早速のお返事ありがとうございます!
動画では、ビーズ付けの際のビーズの運び方とか、スムーズに刺せるような手の動かし方を解説してくださっていて、本当に助かっているのです。
あと、あのスムーズな動きは見ていて気持ちがいいし、憧れます!
なるほど…やはりフランス語の方がいいのですね!
準備期間が短いことに焦り、英語の復習をした方がいいかな?って近道を考えてしまいましたが、その先のことも考え、フランス語の勉強をします。
どうしても日常会話に重点を置きがちですが、おっしゃる通り、刺繍に必要な単語もとても大切ですね。併せて勉強しないと!
そしてCAPのことも教えてくださりありがとうございます!
まだまだ知らないことがたくさん…
通われていた方からのお話はすごく貴重で参考になることがいっぱいです。
いろんな準備をして行きたいと思っているので、また質問させて頂くかもしれませんが…その際はよろしくお願い致します。
またなにかございましたらお気軽にご連絡くださいね〜!
勉強や情報収集しておけばきっといいことがあるはずです。楽しい留学生活が送れるように頑張ってください!!