前回のブログで「ポンサージュ」という本格的な下絵方法のご紹介を致しました。
特別な用具を必要とするこの方法、身近なもので手軽に実践するには?
☆必要な道具
図案を写す紙(コピー用紙で良いです。)
針(ちょっと太めのもの)
布にかけるペン
1、紙にデザインを写し、線に沿って針で穴をあけます。
穴の間隔が細かい程、後ほど正確な下絵になります。
2、生地の上に1の紙を固定し、穴をあけた部分をペンで印をつけます。
*ペン先をぐりぐりと押当てるとしっかり写ります。
3、点々が生地に写ったところ。(ピンクの点々)
4、3の点々に沿って線をつなぎます。おわり。
使用するペンのオススメは、時間が経つと消えるチャコペンです。
このチャコペンで工程3までやって、工程4はペン先が細いもの(シャーペン形のチャコペンシルや鉛筆、ボールペンなど)を使うとよりいっそう下絵の完成度が増します。
また、工程3でかなり細かく点が打てていれば、工程4は必要ないと思います。
刺繍する際は、これらの下絵が隠れるようにステッチをして下さい。
この「お手軽ポンサージュ」、身近なものでできるとはいえ、正直ちょっとめんどくさいです。
ただ他にいい方法がない場合は有効な手だてとなります。
今回前回と紹介した下絵方法以外に、
■ おしろいを水で溶かした液と筆を使ってトレーシングペーパーに図案を写し、
生地の上において、その線に従ってペン等でなぞっておしろいを生地に写す方法
(自家製おしろいチャコペーパー的な感じです。) →→→ 未実験
■ トレーシングペーパーのツルツル面にボールペンで図案を写し、
生地の上においてアイロンをかけて印を写す方法
(熱転写チャコペンと同様ですね。) →→→ 未実験
■ 「ムーンベール」という商品を使う。 →→→ 未実験
などもあります。
下絵は適切で簡単な方法を選びましょう!