ビーズステッチのワークショップ

針と糸でビーズを編む「ビーズステッチ」。

たくさんの小さなビーズを使うところや、繊細で立体感があって、ハンドメイドらしからぬ完成度、、、

なんとなくオートクチュール刺繍と同じ香りがするなー、

テクニックを刺繍に活かせないかしら?

と、以前より興味がありました。

偶然にも生徒さんのなかにビーズステッチの先生がいらっしゃいまして、

毎回自作のアクセサリーを身につけているのが素敵だなーと思っていました。

ちょうど明日より、その先生も参加される催事が大宮の髙島屋で開催されます。
(2月11日〜17日まで 髙島屋大宮店

ビーズステッチのワークショップもあるので、私も16日に遊びに行こうと予定してます。

上の写真のような、カボションをビーズで囲む作品作りだそうです。

ビーズで何かを半分包むようなテクニックはオートクチュール刺繍にはないので、
(おそらく繊細に仕立てるのは無理でしょう。)

これは絶対に今後の作品作りに活かせるな!といまからワクワクしてます。

最近、他の分野のテクニックも学んで行きたいなと思い立ち、

春からはパラグアイのレース編み(ニャンドゥティ)の講座を受講する事にしました。

いつもは先生役ですが、今年は生徒役になる機会も多くなりそうです!


特別なビーズ「シャーロット」

シャーロットビーズという種類のビーズをご存知ですか?

丸い形の1カ所にだけカットの入った、 ( | ←こんな感じの形です。
キラッと輝く星の瞬きのようなビーズのことです。

この可愛らしい呼び名は、その昔にアメリカの販売業者が彼の娘シャーロット(charlotte)にちなんで付けました。

当時は13/0という直径1.7mmくらいのサイズしか製造されていませんでした。
(現在は丸小サイズやもっと小さなミクロなサイズまで様々なバリエーションがあります。)

シャーロットビーズのサイズ比較

一般的にはこの形状のものをすべてシャーロットと呼んでいますが、
厳密にいうと本当の「シャーロット」は13/0だけで、その他は1cut、トゥルーカットと呼ぶのが正しいそうです。

ビーズの種類にも様々な歴史背景がありますね。
材料の背景を知ると、使う時に思入れが増して特別な作品にできるような気がします。

さて、そんなシャーロットビーズのとってもミクロな15/0サイズが小さな手芸屋さんに新入荷致しました。
滅多に手に入らないレアものです。
興味のある方はぜひお早めに覗いてみて下さいね☆

ちょっとしか仕入れられなかったので、自分用に取っておくのは我慢しました。。。
どうせ時間がないから活かせる作品も作れないので・・・。
なので、欲しい方にたっぷりとご活用頂ければと思います!


刺繍材料を探せる意外な?!お店・・・それは

ずばり釣具屋です。

フライフィッシングでは毛鉤(けばり)という、動物の羽根やカラフルな糸を使って作られた疑似餌を使います。

デザイナーの友人や刺繍をお手伝いしているクライアントさんに、

「釣具屋すごい使えるよ!」と聞いて、先日早速物色してきました。

カラフル材料好きな私にはまさに楽園!!

色とりどりで種類も豊富な羽根や、フロススレッドという糸に撚りのかかっていない糸(無撚糸とも言います)、

めずらしいシュニーユ(モール糸)やファーテープなどなど、

普通の手芸店では見られない刺繍材料がたくさんです!

さっそく手に入れた材料で試作をしてみました!

刺繍の試作

釣り具やで買った糸

刺繍の青い部分は、下の写真の左に写っている600デニールのレーヨンの無撚糸。
#80のクロシェでポワンティレをしました。クロシェから糸が外れると繊維がかなりばらけて針に絡まるのでちょっと難易度高め。でも#90のクロシェでやれば上手く行きそうです。

黄緑の部分は、長細いボビンに巻かれているシルクの無撚糸。
この糸は日本刺繍の糸と同じですね。日本刺繍用だったら取り扱ってる手芸店もあるので探しやすい材料だと思います。
#80のクロシェでポワンティレ、問題なしです。繊維がばらけにくく、生地通りがとても良いです。

薄い水色のチェーンステッチの部分は、極細のテグスのような糸を2本取りで使いました。(材料写真の右下)
肉眼で見るとテグス特有の透明感が残された、他の糸では難しい表現が可能です。このテグスは今回買った材料の中で一番のヒット!少し扱いづらいですが、この見た目が得られるのであれば大した困難ではありません。

下側の黒っぽい部分は、ラッピング用のリボンでよくあるようなメタル風の細いテープです。(材料写真の右のタマムシ色のテープ)
扱いに迷いましたが、太めの針で普通にステッチしてみました。テープがソリッドなので生地が破れるかもしれません。今の段階では破れはないですが、服などに仕立てて動きが加わったら擦れて危険度が増しそうです。
糸処理はてきとうに玉止めしました。今後使う場合は糸端の処理に一手間加える必要があります。
テープがくるくるクルクルするので、イライラしている時は扱えない材料ですね。

写真から見切れている蛍光黄緑色のチェーンステッチの部分は、歯磨きに使う歯間フロスのような、少し弾力を感じる細い無撚糸。(材料写真中央)
この糸は繊維がばらけません。見た目としては、この糸を使う必要はないと思います。ただ、普通の糸にはないカラーがあったので、グッと来た色があれば使うかなという感じです。扱い方は特に難しくありません。

あとは、シルバーラメのシュニーユ↓↓↓↓↓

シュニーユ

ラメというか細いフィルムが刺繍するたびにぽろぽろ落ちてくるので、やり直しなしの一発勝負で使うしかないです。フレンチノット、ポワンティージュ(英語だったらツイストステッチ?)、問題なくできました。
ポイント使いには便利そうなシュニーユです。
ちなみに一緒に写っているピンク方は、透明オーロラのフィルムが折り込まれています。めずらしいですね〜。

衝動的に買ってしまったのはこちらの羽根たち。色味が素敵です☆

色とりどりの羽根

お店には鳥の頭がくっついたままの大きな羽根つき胴体(?)もありました。
舞台衣装やパーティー用の作品にはかなり使えると思います。今度私も試してみたいです。

普通の手芸材料に飽きてしまったら、ぜひ釣り具屋さんへ!
(ちなみに私が行ったお店は、渋谷にあるSANSUIさんです。)


明日から3日間!「Beads art show 横浜」

ついに明日から「Beads art show 横浜」が開催です。

今回は早めに準備しただけあって、たくさんの材料や小物を用意する事が出来ました!

シルバーのカトラリーやバカラのガラスなどの秘蔵のアンティーク雑貨や↓↓↓↓↓

アンティーク蚤の市

もちろん!ヴィンテージのチェコビーズも色数を増やして出品しています。↓↓↓↓↓

ヴィンテージチェコビーズ

糸通しスパンコールも溢れんばかりに揃ってます〜☆
色数も豊富です。かなり詰め込まれているので、お探しのものがありましたら気軽にお声掛け下さい。

フランス製糸通しスパンコール

他の出展者さんでオススメは、デリカビーズでおなじみのmiyukiさん、

ヴィンテージのモチーフスパンコールやビーズなどの豊富なシャンタル細川さん、
(私たちの目の前のブースです。私は既にたくさん取り置きしてもらっちゃいました!何を作ろうか決めてないのに衝動大人買いです。)

浅草橋にもお店のあるラティーフさん。チェコビーズやパーツ、バラスパンコールがたくさんありますよ!
私も早いうちに見に行かねば!

他にも様々なお店が出ていますので、手芸好きの方はかなり楽しいイベントになりますね☆

お越しの際はぜひぜひ私たちのブースA174にも遊びにいらして下さい♡


偶然の出会い!!

久しぶりにグッときたものをゲットしました!

手元で眺めているだけでも幸せ〜なデッドストックの刺繍テープ♡

と・に・か・く!かわいい!!

ヴィンテージのインド刺繍テープ

なんとなく、インドの刺繍ものだろうなとは思ったのですが、

なんだかどうもデザイン性やカラー使いが欧米っぽい不思議な代物。

「イギリスの植民地時代のインドで作られたもの」だそうです。納得いきました。

インドインドしてなくて、ちょっとキッチュなこの雰囲気が大好きです。

ちなみに、このようなインドの刺繍はアリワークといって、

オートクチュール刺繍と同じく特殊なかぎ針を使って刺繍されています。

一つ大きく異なる点は、オートクチュール刺繍は生地の裏側を見ながら刺繍するのに対して、

アリワークは生地の表側を見ながら刺繍する事です。それによってビーズやスパンコールの付け方もちがいます。

ヴィンテージのインド刺繍テープ

↑スパンコールの配色がおもしろいですよね、よく見るとスパンコールにドット柄のプリントがしてあります。

写真集などでも昔の刺繍を探す事はできますが、やっぱり生で見る刺繍は色々と発見できていいですね!

これらは池袋西武の催事「暮らしの骨董マーケット」で発見しました。

アメリアさんというお店です。20日までやってます。

興味のある人はお見逃しなく!


おしゃれすぎるパティスリー ”de bon coeur”

おいしいケーキに、アンティークのインテリア。

嫌いな女子はいないですよね。

久しぶりに息抜きしたいと思い、
(本当は1年も待ったクリーニングをとりに行く用事があったからですが。)

武蔵小山のおしゃれすぎるパティスリー”de bon couer”に行ってみました。

ケーキも焼き菓子もおいしい&エレガントなのはもちろん、

アンティークと無骨なコンクリートのハイパー素敵なインテリアが堪能できるお店です。

アンティークが素敵な店内 de bon couer

ケーキのデザインも素敵!

エレガントなデザインのケーキ de bon couer

どうやらスッキリ!のスイーツ真壁も来たようです。

スイーツ真壁も来たde bon couer

以前、夜は食事も出来たのですが、今はやっていないそうですごく残念!!

気軽な創作イタリアン(?)的なメニューでとてもおいしかったのですが、もう食べれないのです・・・。

あまり食にこだわりがないので、これぞというオススメのお店がなかったのですが、

ここ “de bon couer” はイチオシです。

武蔵小山には手芸屋さんでオススメの”Latief”さんもあるので、材料探しの疲れを癒す休憩所としても最適!

いつか我が家もこんなおしゃれすぎる空間にできたら素敵☆

de bon couer ドゥ・ボン・クーフゥ
142-0062 東京都品川区小山3-11-2-1F


浅草橋でのビーズ探しにオススメのお店 “Latief”さん

浅草橋によくビーズやスパンコールの材料を買いにいくことが多いのですが、
先日見つけた、チェコビーズやヴィンテージの材料を売っているお気に入りのお店をご紹介したいと思います。

浅草橋から歩いてすぐの、Latiefさんという小さなお店で、
豊富な色バリエーションが揃ったチェコシードビーズ(バラ売り)、変わった形のスパンコール、ヴィンテージのビーズやパーツなどを買うことができます。

なかにはストライプ模様のチェコビーズもあり、ひとめぼれ間違いなしのかわいい子たちがいっぱいいます!

浅草橋は他にもたくさんビーズなどの材料屋さんがありますが、
latiefさんはコンセプトの感じられる品揃えで、探しているものがなくても覗いてみたくなるお店です。

写真は前回訪れた時に、つい衝動買いしてしまったしましまチェコビーズやお花の形のスパンコールたちです。
これを使って早く何か作りたいなー、、、と考えていつも目にはいる場所に置いてはいるのですが、なかなか時間がとれないのが残念です。
夏に向けて、アフリカンな柄のアクセサリーが作れたらいいなと思っています。

浅草橋でチェコシードビーズをお探しの際は、ぜひLatiefさんに行ってみてくださいね。


キルト展に行ってきました

今日から始まったキルト展、さっそく行ってきました。

とにかくすごい人出でした。手芸・ハンドメイドが好きな方の人口の多さにはいつもびっくりさせられます。

初日の会場直後ということもあって、入場の為の長蛇の列。入口の東京ドームが見えません・・・。

1時間ほど行列して、やっと入場です。ドーム一面にキルト作品の展示や材料屋さんのブースが広がります。

キルト、刺繍、レース、ちりめん細工など、手芸好きにはたまらない様々な材料屋さんが一堂に会します。

こんなカラフルでキッチュなお店も!

お目当てだったArt Fiber Endoさんでシュニーユと意匠糸をゲットし、ランタン企画さんのお店ではアリスのウサギモチーフのレースを発見!

久しぶりにいいお買い物ができました☆

途中、ワインの試飲が出来るブースがあり、誘惑に負けてしまった為か、かなり早い段階で疲れてしまったのが悔やまれます。。。
でもワインはおいしかったからよしとします。

シルクやインポートの生地を扱うハーボードさんと出会うこともでき、とっても大満足の1日でした。


明日からキルト展が開催です!

明日から30日まで東京ドームで開かれる、”東京国際キルトフェスティバル”。

毎年たくさんのキルト好きの方、手芸好きの方が訪れるとても大きなハンドメイドフェスティバルです。

キルト作家さんの作品展示はもちろん、ワークショップや材料屋さんのマーケットも行われています。

今年は俳優の岡田義徳さんを始め、ニット界の貴公子広瀬光治さんなどの手仕事作品自慢のコーナーもあるそうです。
岡田義徳さんのコーナーがかなり気になります。

私たちの一番の目的は京都から出店なさるArt Fiber Endoさんです。
綿やシルクなどの刺繍糸や、リボン・レースなどの手芸材料を扱っているお店で、
とくにモール刺繍糸のカラーバリエーションが豊富です。

このモール刺繍糸、毛虫のような見た目からフランスでは”Chenille”シュニーユと呼ばれています。
中心に針金が通ったものは良く目にしますが、刺繍に適したシュニーユはなかなか見つけられないので、
この機会にお気に入りをゲットしたいと思っています。
インテリア用のクッションの刺繍材料に使えば、ジャガードやフロッキープリント風の仕上がりの、もこもこかわいい作品になってくれます。

キルトだけでなく、ハンドメイドに興味のある方は、足を運んでみると楽しい発見があるかも?!


小さな手芸屋さん

オートクチュール刺繍のネットショップ、 “小さな手芸屋さん” がオープンしました!

道具や材料、趣味で集めたヴィンテージ・アンティーク品を販売しています。

オートクチュール刺繍に不可欠な特殊なかぎ針(クロシェ)や糸に通ったスパンコールをはじめ、

日本ではなかなか手に入りづらい商品をたくさん用意して、みなさんのお越しをお待ちしております☆

パリの街角の小さな手芸屋さんや、のみの市のような雰囲気のお店を目指して、

みなさんのハンドメイドのおともになれますよう、

これからもめずらしい商品をたくさん紹介していくつもりです!

ご自分でオートクチュール刺繍を始めてみたい方、

材料や道具の入手に困っている方、

新しい材料を試してみたい方、

そんな方々の裏方さんとして、“小さな手芸屋さん” をよろしくお願いいたします!

小さな手芸屋さん
http://petitemercerie.com/