スパンコールの使い道 – 画材として

スパンコールの使い道。

  • 刺繍で、針で縫い付ける
  • アクセサリーパーツとして、金具に通して使う
  • 編み物・レースに、糸に通して編み込む

ハンドメイドとしては、この3つがわかりやすい使い道ですよね。

手芸じゃなくて、他の芸術の分野で何に使えるかなーと考えたら、まずは「絵」かなと想像します。

そう、絵の「画材」として。


私は絵が下手なので、高校時代からの友人アーティストにスパンコールを託して、自由に使ってもらいました。

スパンコールの使い道

彼女の最近のマイブームというクレヨンスクラッチにスパンコールが見事に合体!

スパンコールが絵の具のように、色や質感を活かして、厚めに貼り重ねられています。
びっしり感が可愛い♪

クレヨンスクラッチで絵を描いた後、「ゴリラグルー」というとても透明度の高い接着剤を使い、スパンコールを貼ったそうです。
すごくクリアで、普通のボンドとは違う感じ。
硬さも良くて、刺繍の仕立てにも使えるかもしれないと思いました。

次はガラスにチャレンジしてみるとのこと。どうなるのでしょうか。
刺繍以外のスパンコールの使い道の発見、すごくワクワクします。
いつかキッズ向けのワークショップができたら楽しいね!と盛り上がり、夢も広がってます:)

スパンコールの使い道

スパンコールの使い道

スパンコールの使い道

スパンコールの使い道


幻の広島ビーズ

日本のメーカーの良いものをご紹介する「日本企業応援企画」。
企画をはじめた2020春以来、国産のビーズやパール、刺繍道具など、刺繍に使うものにフォーカスして、良いものをご提案してきました。

今回の日本メーカー応援企画第3弾は、「広島ビーズ」!
すでに廃業してしまった「広島ビーズ」というメーカーのビーズを集めました。
今更応援にならないのでは?とも思いますが、作っていた工場さんの応援にはなるはずです!(?)

広島ビーズは、六角小の色のバリエーションが多くて、好きなビーズだったのですが、もう手に入らないのが残念でなりませんね。
そのため、限られた数しか揃えられませんでしたので、お一人様お一つ限りで、数量限定でお願い申し上げます。

いつかまた素敵な「広島ビーズ」に出会えることを祈って、これからも日本メーカーのいいものを探して行きたいと思います!

【小さな手芸屋さん】は日本製の商品の仕入れを増やすことで、微力ながらもコロナ禍の日本企業の資金繰りを応援します!

幻の広島ビーズ

幻の広島ビーズ

その他、「日本企業応援企画」商品リストも、ぜひご覧下さいませ。

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イベント出店 ビーズアートショー神戸2020 秋

11月26日(木)から11月28日(土)開催予定、ビーズアートショー神戸2020秋 に出店いたします。

ビーズアートショーのお知らせ

スパンコールやビーズの材料販売と作品展示・刺繍デモンストレーションを行います。
新作キット、会場限定のお買い得品やデッドストックものなど、盛りだくさんの楽しい品揃えをご用意しております。
関西の皆様のお越しを心よりお待ちしております♪

ご来場に際しましては、当日の入場をスムーズに行うため、事前登録にご協力ください。
< ビーズアートショー神戸・事前登録のお願い>
下記のフォームより登録をお願いします。
https://ws.formzu.net/dist/S10337713/
※「兵庫県新型コロナ追跡システム」を登録した方は除外されます。
※入場予約(確約するもの)ではありません。ご登録いただきましてもお待ちいただく場合があります。

その他【入場時の手順】など、主催者及び会場のコロナウイルス感染拡大予防対策・指示に、ご協力をいただけましたら幸いです。
詳しい開催情報は、こちらの「イベント開催に向けてのお知らせ」 Bead Art Show & 素材博覧会 KOBE 2020 公式HP をご参照下さい。

ビーズアートショー神戸2020 素材博覧会と同時開催
日程:2020 年 11 月 26 日(木)から 11 月 28 日(土)
会場:KIITO デザイン・クリエイティブセンター神戸 HP
住所:神戸市中央区小野浜町1-4
阪急、JR、阪神線三宮駅より南へ徒歩15分
時間:10:00-18:00(最終日は17:00まで)
ブース番号:C-40,49 入り口すぐの大きなブースです

ビーズアートショー神戸

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職人の言葉が胸に刺さる、刺繍枠ウルドのお話し

刺繍枠ウルドの工場に、見学に行きました。
まだ長い梅雨が明けきらなかった、2020年の初夏頃のことです。

この刺繍枠ウルドのメーカー「アポロン」の社長・相馬さんと一緒に、静岡の木工所さんを訪れました。
都会の喧騒から離れた静岡の郊外にあります。

刺繍枠工場

周りを自然に囲まれた大きな敷地に、たくさんの木材の香り、そこにいるだけで癒されるような気持ちの良い場所です。

屋内には工具や機械が所狭しに並んでいますが、どこも綺麗に整頓されていて、仕事がしやすそうな空間。
そこで黙々と働く職人さんたちがカッコイイ!

刺繍枠工場

刺繍枠工場

刺繍枠工場

静岡は、日本の木製品の産地の一つです。
他の産地は、九州の大川、北海道の旭川など。
産地にはそれぞれ特徴があって、得手不得手なアイテムがあったりします。
木工所の社長さんに詳しくお話を聞くと、静岡は箱モノや小さな家具がよく作られるとおっしゃっていました。
ウルドにぴったりの産地属性です。

四角い無垢材から、ウルドの脚の流線型デザインを作るときには、「刃物」と呼ばれる歯車のような形の「刃」が使われます。
それを専用の機械に取り付け、木材を削るとあの形になるんです。

その「刃物」は特注で、ウルドのためだけに専用に作られています。
刃物は刃物職人が作るんですが、刃物の形を決めるのは木工の職人。
木製品の形に合わせて、どんな刃物の形が必要なのか、計算と経験が必要となるのでしょう。

社長からウルドにまつわる特別なエピソードを直接聞きたいと思って、「ウルドのような装飾的な商品は、こちらでしか作れない特別なものなのでしょうか?」と思い切って聞いてみました。
その回答は、まさに職人そのもの。

どんなものでも、誰でも作ることができる。
素人でも、長い年月をかければ同じものができるだろう。
でもそれは「作品」であって、「製品」ではない。
「製品」を作るというのは、品質の他にスピードが要求されて、全てを満たさないといけない。
スピードを満たすためには、職人の経験が必要だ。
そうした腕の立つ職人が1人いればいいのではなくて、何人かいないと工場として成り立たない。

これを聞いて、心の底からカッコイイって思いました。
そして、刺繍の職人の世界ともおんなじだなって共感しました。

刺繍枠四角プチウルド

今、アポロンさんと小さな手芸屋さんとのコラボ企画で、新しいデザインクロシェの製作を進めています。
もちろん作ってくれるのはこちらの木工所さん。
どんな想いでそのクロシェをデザインして、どういう製品にしたいか、熱い願いをぶつけてきました。
出来上がりが楽しみです。


スパンコール付きマスク

2020年、コロナ禍の現在、日々の生活の必需品と言えば、マスク。
外出時には、マスク着用がマナーとなりました。
一時使い捨てマスクが品薄となったのを機に、布マスクを手作りされる方も多いと思います。

ハンドメイドのマスクは、何と言ってもそのデザイン性が魅力的です。
それぞれのお顔にフィットするように、パターン(型紙)や紐の長さを調整出来ますし、お好きな色、柄、装飾を施すことが出来ます。
毎日身に付けるマスクなら、お洋服やアクセサリーに合わせて、オリジナリティーを出せたら嬉しいですよね。

今回、【小さな手芸屋さん】のお客様が、当店でご購入頂いたフランス製スパンコールを使って、とても素敵なマスクをお作りになったのでご紹介します。

スパンコールを刺繍したマスク

顔馴染みの良いナチュラルカラーの生地で作られたマスクに、スパンコールがキラキラと輝き、アクセントになっていて、とても素敵です。
スパンコールも、平丸、ソレイユ、お花型とバリエーションがあることにより、それぞれの異なった煌めきが目を引きます。
また、ダークカラーのマスク紐によって、全体が可愛くなり過ぎず、シックなデザインにまとまっています。

スパンコールは一つ一つ手で縫い付けられ、正にオートクチュール刺繍。
ビーズ刺繍針で、スパンコールの外から中心の穴に向かって、ステッチします。
丸いスパンコールは三方向から、お花型スパンコールはそれぞれの花弁の間をステッチして縫いとめます。

この方法なら、マスクを仕立ててからでも、あるいは市販の布製マスクにも、刺繍することが可能です。
当店とっておきのスパンコールを素敵な作品に使って頂けて、お客様の毎日に彩りを添えることができ、こちらとしても、とても嬉しく思います。

スパンコールを着けたマスクや衣類は、家庭用のおしゃれ着洗いなどを使い、水で手洗い(またはネットに入れて手洗いモード)、陰干しです。

クリーニング屋さんでドライクリーニングをすると、スパンコールは溶けてしまいます。
高温のアイロンを長時間当ててしまうと、ドライクリーニング同様にスパンコールが溶けてしまうので、ご注意ください。

マスクを着けていると顔の大半が覆われてしまい、どうしても表情が控えめになってしまったり、感情も伝わりにくかったりします。
自分だけのオートクチュールマスクを身に付けると、自然に気分もウキウキと上がるかも・・・?
また、普段、お化粧で顔に色味を付けたり、アクセサリーで着飾る様に、マスクでも、スパンコールを付ける事によって、華やかさや自分らしさを演出できます。

魅力的なスパンコールの数々を、ホームページからもぜひご覧ください。

オートクチュール刺繍のお店 小さな手芸屋さん

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はじめての取材

人生で、生まれてはじめて「インタビュー取材」を受けました。

きっかけは、【小さんな手芸屋さん】を、ハンドメイドsnsサイト「てといと」さんに、ご紹介をいただいたことからでした。

「オートクチュール刺繍」の注目も年々高まっていますし、【小さな手芸屋さん】はオートクチュール刺繍の材料や道具を一般向けに販売する専門店の皮切りでもあること、また、「日本企業応援企画」や「令和2年7月豪雨災害義援金寄付」など、独自の取り組みにご興味を持っていただけたんです。

その「てといと」のご担当の方は、ビーズ刺繍を長年されていたとのことで、ちょうど開催していたうちのイベントにもお越しくださって、そこで、今度インタビューでも、、、と、初の取材につながりました♪

まさに、今後のことを真剣に考えていた矢先でしたし、もっと応援企画のことを多くの方に知ってもらいたいと渇望もしていたので、想いを伝えるための願ってもいないチャンスでした。

イベントやレッスンなど、【小さな手芸屋さん】のお客様、生徒さんと実際お会いする機会があっても、なかなか、ゆっくりとお話をする時間はありません。

生徒さんのなかでも、うちのサイトのことを知らない方もいらっしゃるので、もっと知って楽しんでもらうきっかけになれば嬉しいです。

ルサージュのことや刺繍のこと、今考えていることなど、素敵にまとめて頂いたので、ぜひご覧ください。


インタビュー記事はこちら ↓↓↓↓↓
“高級モードの世界で育まれたオートクチュール刺しゅうは「手しごとの醍醐味」の結晶です!”


ハンドメイド記録サイト「てといと」
「てといと」は、手芸を楽しむ方ならどなたでも利用できるハンドメイド記録サイトです。
イベント、手芸本、インタビュー、Web/TVの紹介、会員同士のコミュニケーションも楽しめる場となっています。
https://tetoito.com/


以下、インタビューの内容を一部抜粋

Q. オートクチュール刺しゅうを学ぶためパリ留学されたきっかけをお聞かせください。

幼い頃からファッションや手しごとが好きだった私がオートクチュール刺しゅうに出会ったのは、中学生の頃。
当時、TVで放映されていた最新のモードの世界を紹介する番組で目にし、そのため息が出るほどの美しさや繊細さにすっかり魅力され「いつか、本場に行って学びたい」という夢をいだくようになりました。

Q. オートクチュール刺しゅうのオンラインショップ「小さな手芸屋さん」は、どんなお店ですか?

帰国後、「小さな手芸屋さん」を2012年にオープンしました。
2015年の出産をきっかけに、独立して運営を始め、現在に至っています。
「小さな手芸屋さん」では、ビーズやスパンコール、ラインストーンといった材料を中心に、オートクチュール刺しゅう専門の針であるクロシェ、専用の刺しゅう枠などを販売しています。

Q. オートクチュール刺しゅうの教室の内容や教室をやっていてよかったと感じることなどをお聞かせください。

生徒さんの多くは、最初は専門の針の持ち方から学ばれます。
そうした方が、どんどん上達されるのを手助けさせていただけるのは、本当に嬉しいことだと思っています。

Q. 今後取り組んでみたいこと、作り手としての夢は?

相次ぐ自然災害や新型コロナウイルス感染症の拡大など、社会全体の揺らぎを実感するにつれ、何らかの形で社会に貢献できれば、と考えるようになりました。ささやかですが、セール品の売上の一部を義援金として寄付するといった活動を行っています。

一人の作り手としては、少しずつ進歩して、一生のうちに納得できる作品をひとつ作ることができればと思っています。現在、子育て中で製作に没頭できる時間がなかなかとりづらいのですが、家族も理解し応援してくれますし、焦りのようなものはありません。オートクチュール刺しゅうは、「ここまでできたらいい」というものではなく、一生をかけて高みを目指すことができるからです。そんな世界に出会えたことに喜びを感じています。


※ インタービューを一部抜粋したものです。
こちらより、全文をご覧頂けます。


気になるけど、ちょっとハードルが高そう…と思われがちなオートクチュール刺繍ですが、インタビューを通して少しでも身近に、一度体験してみよう!と感じて頂けると嬉しいです。


小さな手芸屋さんのイベント
隠れ家メルスリー 2020/09/18-19開催

【小さな手芸屋さん】が、隠れ家の様な、とても居心地の良いスペースをお借りして、仮の実店舗?として営業致します。
のんびりとした雰囲気で、ごゆっくりVIP気分でお買い物をお楽しみください。

「隠れ家メルスリー」では、主にスパンコールやビーズ、糸などの材料、キット、お道具類を最大限取り揃えて販売致します。
また、キットやレッスンの作品見本、パリの刺繍学校「Lesage」の作品展示もご覧頂けます。
さらに、ご希望の多い 初心者の方向け、リュネビル刺繍の体験ワークショップを30分間、マンツーマンで行います。

イベント&1DAYレッスン「隠れ家メルスリー」、ご来場のお申込みについて

感染症予防対策のため、日時指定制度を導入し、入場人数の制限を実施を致します。
(1時間辺り、3名前後の定員)
ご来場ご希望の方は予約専用ページから事前予約が必須となります。
(複数人でご来場の場合も、お一人様に付き一予約が必要です)

ご予約メニューは以下の2種類ございます。
詳細をご確認の頂きまして、予約専用ページにて
ご希望のメニュー、日時を選択し、ご予約下さい。

★お買い物のご来場のご予約★

お家のような居心地の良い空間で、のんびりとVIP気分でお買い物をお楽しみ下さい。

★体験レッスンとご来場のご予約★

マンツーマンでリュネビル刺繍の初心者向けレッスンを行います。
リュネビル刺繍が初めての方に、基本の”き”をお教え致します。
レッスンは1回30分のみです。
レッスン代金は2200円+消費税です。当日現金でお支払い下さい。
当日はご予約の時間までにご来場下さい。
必要な道具類はこちらで全てご用意致します。
レッスン後、残りの時間は、展示や物販をご覧になって、ゆっくりとお過ごし下さい。

※ご予約をキャンセルの場合は、判明した時点で必ずキャンセル手続きを頂きます様、お願い致します。
キャンセル料はかかりませんが、他の方のご迷惑となる場合がございますので、ご協力頂けますと幸いです。

ご来店に際しましては、コロナウイルス感染拡大予防の為、必ずマスクの着用と手指の消毒をお願いいたします。
体調が優れない場合や、発熱症状がございましたら、恐れ入りますが、ご来場をお控え頂きますよう、重ねてお願い申し上げます。
ご協力をいただけましたら幸いです。

ご予約方法、開催場所のアクセス詳細は
小さな手芸屋さんイベント「隠れ家メルスリー」予約専用ページにございます。

ご予約はこちら
RESERVA予約システムから予約する

ご希望する全てのお客様をご案内ができないのが、こちらも心苦しく、本当に残念ではございますが、感染予防対策としてご理解を頂けましたら幸いです。

隠れ家メルスリー

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リュネビル刺繍のビーズのステッチ

リュネビル刺繍の新しい動画ができました!

ビーズをステッチするテクニックの、レッスン的なビデオです。

ビーズ付けのテクニックは、特に左手の操作が難しく、初めての方は特に混乱しがちになります。

ご自宅からでもレッスンなみの情報が得られるように、かなり詳しくコツの説明をしています。

ビーズのステッチがうまくいかないなぁという方はぜひご覧になってください ♪♪♪


今年からビデオのリニューアル作業し始めて、ようやく3作目ができました。

youtube好きな夫に手伝ってもらってるんですが、いつも、

私の話し方が硬すぎで全然クールじゃない、とか、
見た目なんか気にしても誰も顔なんて見てないんだから自然にしろ、とか、
なんかロボットみたい、とか言われて、
そんな無茶な、、、と思いながら一緒に作ってます。

ビデオをサクサクたくさん作りたいところですが、
リュネビルはほんと細かいテクニックなので、ビデオの説明も込み入ってしまって、あんまり速くたくさんできそうにないのが残念です。

ゆっくりでも、きちんとしっかりやりたいなと思ってるので、のんびり見てもらえたら嬉しいです。


レッスンでも教えていて、なんでそこまで無料で教えるんだろうって疑問に感じる生徒さんもいるかもですが、

住んでいる場所や環境に左右されないで、やりたいと思った人がトライできるようにしたいとの想いを込めてやっています。

私がルサージュに行けたのは本当に幸運なことだったし、もし運命の何かが少しでも違えば、行くこともなく、今こうしていることもなく、全然別の人生の中で刺繍やりたいな、でもできないなって悔しく思っていたかもです。

何かを諦めなきゃいけないのって、すごく寂しいことだと思うので、そういう場面をフォローできるようなものが作れたらって思ってます。

そうすれば、この刺繍もなくなることなく未来の世代まで繋いでいけるだろうなとも考えます。

きっと私は、そういう流れの中の1つの踏み台として存在してると思うので、役目を全うしないといけないなと感じています。


くるりん製作秘話

「くるりん」は、丸い刺繍枠を挟んでスタンドタイプに変身させることができる刺繍道具です。
【小さな手芸屋さん】のオリジナル商品の一つ。
両手を使って刺繍ができるようになり、とても効率よく作業ができます。
好きな時に枠を差し替えて、複数の作品を同時進行できるようになるのもいいところ。

ハンドルを回すだけで360度回転することができるので、表裏の回転はもちろんのこと、自由な角度で固定して作業もできます。裏面の糸処理も一段と楽になります。
特にクロシェという特殊なカギ針を使ってする「リュネビル刺繍」は、生地の裏を見ながら刺繍することが多いため、裏表が簡単に確認できる枠があるとかなり便利になります。

でもどうしてわざわざオリジナルで道具を作ったのか、、、
海外製でもっと安く簡単に手に入るものもあるのに、あえて自腹を切るいばらの道を選んだのは、、、

どうしても日本製のものが欲しかった、、、という理由から。

ずっと前から、リュネビル刺繍に適した日本製のスタンド刺繍枠が欲しいと思っていました。
今まではイギリス製やトルコ製の刺繍枠を扱っていましたが、有名なメーカーものにも関わらず不良も多く悩みの種でした。
もっと安心して扱える質の高いものはないだろうかと探し回りましたが、手頃で価値の高いスタンドタイプ刺繍枠は見つかりませんでした。

もう取り扱いをやめてお客さん自身に探してもらうか、自分で作るしかない、、、と考えていた時、ふと通勤中に目に留まった近所の木工所がありました。
素敵なフォントの看板で、「相談家具屋」という屋号にも親近感が湧いたのを覚えています。
アトリエに着いて早々にネットで調べ、「きっとここなら良いものができるかもしれない」と思い、すぐに問い合わせをしました。

そうして「刺繍枠回転アタッチメント くるりん」を作ってもらえることとなり、それから数年が経ち、ようやくオリジナルの台座も出来上がりました。
「刺繍枠ウルド」のようにそのものの芸術性が高い商品ではありませんが、なんとか合格点のものができたと感じています。

とはいえ、日本製であっても不良や問題がゼロではありません。
ですので、少しでも良い状態のものをお届けしたいと思い、工場で完成して検品されたものを、さらに小さな手芸屋さんのアトリエで最終検品をしてから販売をしています。
ただの一つの道具にすぎませんが、お届けまでにたくさんの手間をかけて大切に作りました。
少しでもお客様のお役に立つものになればと願っています。

くるりんの販売ページはこちら
刺繍枠アタッチメント「くるりん」と台座セット 日本製

スタンド刺繍枠

スタンド刺繍枠

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オカダヤ新宿本店 POP UP SHOP 営業再開いたしました 

新宿のオカダヤさんが、本日、営業を再開されました!
ずっと休業されていて大丈夫なんだろうか、、、と人ごとながらに心配をしていたので、すごく、すごく喜ばしいことです〜!!

落ち着いたら早速買い物に行って応援しないと!

オカダヤさんは私にとって聖地みたいな、青春の手芸屋さんです。
専門学校の時の課題の生地やパーツを買ったり、生地の勉強にぶらぶらしに行ったり、、、人生の中に食い込んでたお店でした。

今も生地を探しに行くときはオカダヤさん。
刺繍のインスピレーションを膨らませながら、所狭しと並べられた生地を見て目移りしながら選ぶのが楽しいんです。

そんな My Love なオカダヤさんで、コロナの自粛前に【小さな手芸屋さん】のPOP UP SHOPをさせていただいてました。
お話をいただいた時は二つ返事で、大好きなお店だから断る理由がないし、聖地に認められたような気持ちですごく嬉しかったんです!
ですが、未曾有のコロナのせいでそのイベントや1dayレッスンも中止になってしまい、喜んでいた分すごく残念でした。。。

でもついに営業再開ということで、引き続きイベントもやらせていただけることになりました♪
少しでも多くの方のお手にとっていただいて、オカダヤさんに貢献しないと!と思います!

オカダヤさんは営業再開にあたり、感染拡大予防対策に取り組んでいらっしゃいます。
>>> オカダヤさんのホームページ

ご来店前にぜひご一読ください♪対策のご協力をいただきながら、お買い物も楽しんでいただければと思います。


【小さな手芸屋さん】のPOP UP SHOP @ オカダヤ新宿本店
場所:オカダヤ新宿本店 服飾館 3階・ビーズのフロアのレジ横
時間:11:00-19:30 *土日休業 *いつもと開店時間が異なります

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