クロシェ・ド・リュネビルの刺繍

クロシェ・ド・リュネビル120番でできる刺繍

クロシェ120番でどんな糸がどんな風に刺繍できるのでしょうか?
いくつか太めの糸で比較してみましょう。

A・DMCの25番刺繍糸(手芸屋さんでよく売っている6本撚りの刺繍糸)を2本取り

ちょうどいい、やりやすい太さ。力まずにふんわりとチェーンステッチできます。(topの写真の刺繍はこれでやりました)
糸の購入のしやすさ・・・◎


B・シルクミシン糸50番手(シルクミシン糸として一般的な太さ)を3本取り

糸の滑りが良く、太さもちょうどいいです。光沢がでて優雅な雰囲気になります。
糸の購入のしやすさ・・・◯


C・ポリエステル手縫い糸(光沢のあるタイプ、フジックスのファイン手縫い糸など、、、)を2本取り

3本取りまでできましたが、撚りが甘い糸だとひっかりやすくやりづらいので、3本取りは上級者向け。初めての方は2本取りがおすすめ。
(私が使用した糸は東レのシルック手縫い糸。どうやら廃盤品のようなのでかわりにフジックスのが手に入りやすいはずです。)
糸の購入のしやすさ・・・◯手芸屋さんか通販で


D・ボタン付け糸(20番手、手芸屋さんでよくある糸)を1本取り

ちょうどよい太さ。Aの刺繍糸よりもナチュラル感のある仕上がり。刺繍糸2本取りが難しい方はボタン付け糸で練習してみましょう。
糸の購入のしやすさ・・・◎


E・絹穴糸16号(手芸屋さんではあまり見かけないかも?)を1本取り

撚りが甘めでひっかかりやすく上級者向け。出来上がりのボリューム感、高級感では一番!
糸の購入のしやすさ・・・△通販で


F・<比較用>DMC刺繍糸25番1本取りをクロシェ#90で

他の糸に比べると華奢な見た目になります。ロゴやイニシャルなどの線画を刺繍するにはひ弱な感じも・・・


G・DMC刺繍糸25番を3本取り

2本取りに比べてひっかかりやすいができなくない、上級者向け。


H・オリムパスレース糸40番手を1本取り

ボタン付け糸に比べて少し太め、気を付けて糸調子を調整する必要ありで上級者向け。しっかりとしたボリューム感のある見た目はかわいいです。
糸の購入のしやすさ・・・◯


I・DMCコットンパール8番(刺繍やレース編みに使われる糸)を1本取り

できなくないがかなり厳しい、太さの限界なので上級者向け。
糸の購入のしやすさ・・・◯手芸屋さんか通販で


J・普通のミシン糸20番手を2本取り

むっちり肉厚な感じになってかわいいけど、気を付けて糸調子を調整する必要ありで上級者向け。
1本取りでふんわり仕上げたほうが吉。
糸の購入のしやすさ・・・◯


K・オヤ糸ポリエステル中太(トルコの伝統レース”オヤ”を編む糸)を1本取り

滑りがよくやりやすい太さ。光沢、ボリューム感、やりやすさの3点揃った糸。
糸の購入のしやすさ・・・△通販で

個人的に使いやすい・見た目が好きなのは、”A刺繍糸2本取り”と”Kオヤ糸”でした。
どちらも色数があって、色のチョイスに苦労しなくていいのもいい点です。

作品に太いステッチが加わるようになると、いままでよりもずっと幅の広い表現が可能になります。
他にもいろいろな種類の糸がありますから、太めの糸を見つけたらクロシェ120番でステッチして試してみて、自分のお気に入りを見つけてみましょう!


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