アンティークレース展

横浜そごうでアンティークレースの美術展が開催中です。(5/13まで)
刺繍のデザインにレースの模様を参考にすることがあり、ヒントを探しに行ってきました。

16~19世紀のベルギーやフランスで作られた緻密で贅沢なレースの数々。
切れてしまいそうなくらい細い糸で編まれたもの、完成までに何年も要したであろうもの、閲覧に虫眼鏡が用意されているくらい細かいレースたちがずらり。
中にはクロシェ・ド・リュネビルで刺繍されたであろうチュールのレースもありました。
レースの技術は刺繍から発展したと知り、そのレースを模すためにリュネビル刺繍が生まれて、まるで輪廻のような世界も垣間見ました。

興味を惹かれたのはその繊細なデザイン。気になったものをひたすら模写し少しでも吸収したかったですが、どれも果てしなく細かくて、とても太刀打ちできませんでした。何時間か粘ってもう疲労困憊。いつか時間ができたらデッサンを習いに行きたいとぼんやり考えました。

たくさんの貴重なレースを間近でじっくりと見れてとてもいい美術展です。
6月からは渋谷の松濤美術館に巡回するようです。http://www.shoto-museum.jp/exhibitions/178lace/
じつはもう2度目の訪問でしたが、あともう一度行って見なければと思います。

アンティークレース展

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ニャンドゥティ?

ニャンドゥティってご存知ですか?

南米パラグアイに伝わる伝統のレースが「ニャンドゥティ」です。
カラフルで太陽のように明るい見た目に一目惚れしてしまい、いま習いに行ってます。

「レースを編む」というよりは、織物に近い技法です。
「織る」「結ぶ」の2つしかテクニックがありませんが、さまざまな模様を作ることができます。
モチーフもそれぞれ「日の出」「グアバの実」「くも」などと意味合いがあって、パラグアイの生活に根ざした手芸だということを感じさせます。

とにかく太陽がサンサンと降り注ぐようなカラフルな南米色がかわいいニャンドゥティ☆
シンプルな技法だからこそ、色遊びやモチーフ遊びでいろいろチャレンジできるのが楽しみのひとつ。
まだまだへたっぴですが、ちまちま続けて行こうと思います!