リュネビル刺繍のチェーンステッチでかわいい巾着

オートクチュールの刺繍に使われる「クロシェ・ド・リュネビル」というカギ針には針のサイズがいくつかあります。

代表的なのは80番。
ビーズ、スパンコール、刺繍糸などなど、このサイズ1本あればいろいろと刺繍できます。

今回は120番の太いクロシェを使って、ふっくらチェーンステッチで刺繍しました。
DMCの刺繍糸を2本取りにしてます。

アンティークのパッケージデザインのようなレイアウトで小さな手芸屋さんのロゴを可愛くアレンジ!
細い糸でチェーンステッチするよりもふんわりと肉厚なボリューム感がでて、華奢な筆記体でも目立ちますね。
イニシャルを刺繍しても良さそうです☆
いろんなバリエーションを試してみたくなります!

巾着の口部分は、折山のところをビーズ針で一粒ずつビーズをつけました。
小さなこだわりが可愛さの秘訣!

今回使った「クロシェ・ド・リュネビル 120番」は小さな手芸屋さんで近日発売いたします!
1本は持っておきたい、マストハブなクロシェちゃんです。

入荷しましたらメルマガでお知らせしますね〜
みなさまご期待ください!

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刺繍とイラストと・・・

まるでゴーギャンのような力強い色彩の絵画、、、

じつはこれは刺繍でできてます!

私の刺繍仲間、ルサージュで同期だったsayuriさんの作品です。
生命力溢れるパパイヤに光と影の中の葉っぱたち、トロピカルな国のジャングルを切り取ったような構図がステキ!
独自の刺繍世界がありますよね。
カラフルな色使い、刺繍のタッチ、非日常の夢の空間、大好きです!

ブログで作り方も詳しく載せていらっしゃいます。
とても勉強になりますね!
そしてこっそり小さな手芸屋さんの宣伝までしていただいていて、、、ありがとうございます☆☆☆

他にも、刺繍とイラストを組み合わせた童話や、

エッセイ漫画も制作されています。
とくにルサージュ時代のエッセイは通っていた人にとってあるある!ネタの連続かもですね〜。
ルサージュのスタッフに見せたら大ウケだったそうです!
絵が上手いのがうらやましいっ!!

最近のsayuriさんはヘミングウェイの「老人と海」にインスパイヤされた作品を作っておられるそうです。
こちらも完成が楽しみです!

勉強になりますから、ぜひ皆さんもsayuriさんのブログを覗いてみてくださいね〜

sayuriさんのブログはこちら→→→http://leesblog.blog.so-net.ne.jp/


秋色、こっくりカラーのスパンコール

小さな手芸屋さんにNewアイテムが到着しました!

秋っぽい、こっくりぽってりとしたかわいいカラーのスパンコールたち。
ネオン風の朱色、濃厚なブルーベリー色、ミルキーな抹茶色、あったかいかぼちゃ色などなど、、、
どれもキュートなスパンコールたちばかり☆

色を活かしたシンプルなドット柄がいいのではないかと思い、さっそくクロシェ・ド・リュネビルで刺繍してみました。
まずは外周から1周ぐるっとスパンコールを半重ねでつけます。
次はそのすぐ内側を1周ぐるっと。(今回のデザインの場合。)
最後のちょこっと残る隙間は”の”の字っぽくしたり、”U”字っぽい感じで埋めます。ここは結構適当です。

円をうまく閉めるには、
1番最後のスパンコールを1番最初につけたスパンコールのステッチの穴かキワキワに針を刺してステッチします。
(スパンコールの穴ではなく、スパンコールをつけたステッチの穴です。)
その時、1番最初のスパンコールの穴を刺してしまわないように、立たせるような感じで針を刺しながら避けてください。
すると一番最後のスパンコールが一番最初のやつの下側にステッチされて、うまく円が閉まります。

文章にするとよくわからないですね??
試してみるともっとわかりやすいかなと思います。

ドットのデザインはかしこまって整列してるのも好きですけど、ゆるかわな感じにしたい時は円のサイズを微妙にランダムにして、飛んでる空間も均一でない方が感じがでますね。
手書き風みたいな。


スパンコールの立体仕立てブローチ

スパンコールでびっしり刺繍した花びらを重ねて作った立体仕立てのブローチです。

花びらはモチーフ状に仕立ててから、土台の刺繍パーツと重ねて合体させてます。
それぞれの花びらに個性が出るように、ふんわりさせたり少し歪ませたりして縫い付けるのがポイント。
そのふんわりゆとり分まで考えて図案をおこすのもテクニックのひとつです。

使った材料はこちら>>>小さな手芸屋さんのオートクチュール刺繍ギャラリー

きっとみんなこんなの作ってみたかったんじゃないかなと思いながら、
入院直前に慌てて作ったわりにうまくできてよかった・・・!ふぅ〜。

これはヴォーグ学園のオートクチュール刺繍講座の課題作品になります。
10月から新学期もスタート、生徒のみなさん楽しみにしていてください!!


お客様は作家さん

小さな手芸屋さんのお客様の中には作家さんやものづくりのプロの方がけっこういらっしゃいます。
そのなかのお一人、larabbiさん。
なんどもやり取りさせて頂くうちにご縁ができて、先日はlarabbiさんが出店するホビーショーに遊びに行ってきました。
実はもう2回目の訪問で、今回はどんな進化した作品になっているのかしらと期待も膨らみます。

もともとレジン作家をされていて、現在は刺繍とレジンを組み合わせたアクセサリー作りをされています。
仕立てでレジンを使ったりすることもありますが、表面のメインに取り入れているのがおもしろい組み合わせですよね。
裏面の仕上がりもレジン作家さんならではのアイディアが使われていてオリジナリティがあります。

今回はお花のスパンコールを使ったピアスが人気だったそうです。
伺ったときにはかなり在庫も少なくなっていたようで、他人事ながらよかったな〜と安堵しました。
作品を量産するのはとても大変ですから、、、
それが報われるのは本当に喜ばしいことですね。

これからの作家活動も応援しております〜☆
お疲れ様でした!


larabbiさんのブログはこちら


生徒さんの作品 ~ ふんわりコサージュ ~

ヴォーグ学園の課題のひとつでもあるこのふんわりコサージュ。
クロシェ・ド・リュネビルのランプリサージュというステッチテクニックを取り入れた作品です。
また、扱いがちょっと難しい銀糸を使う練習作にもなっています。

そのコサージュの色違い(紺色バージョン)を作ってくれた生徒さん。
そうか、その色合わせもあったかー!と刺激を受けました!
シックで素敵☆

おうちでの練習に作品が役立っているというのも嬉しいし、オートクチュール刺繍を気に入ってくれてるんだなと実感できてハッピー!な気分です。
もっともっとみんなにたくさん作ってもらえたらいいのにな〜と欲張ってしまいますが、作ってみたいなと思ってくれる作品作りをもっとしていかないとですね!
がんばりまーす!!