明日から3日間!「Beads art show 横浜」

ついに明日から「Beads art show 横浜」が開催です。

今回は早めに準備しただけあって、たくさんの材料や小物を用意する事が出来ました!

シルバーのカトラリーやバカラのガラスなどの秘蔵のアンティーク雑貨や↓↓↓↓↓

アンティーク蚤の市

もちろん!ヴィンテージのチェコビーズも色数を増やして出品しています。↓↓↓↓↓

ヴィンテージチェコビーズ

糸通しスパンコールも溢れんばかりに揃ってます〜☆
色数も豊富です。かなり詰め込まれているので、お探しのものがありましたら気軽にお声掛け下さい。

フランス製糸通しスパンコール

他の出展者さんでオススメは、デリカビーズでおなじみのmiyukiさん、

ヴィンテージのモチーフスパンコールやビーズなどの豊富なシャンタル細川さん、
(私たちの目の前のブースです。私は既にたくさん取り置きしてもらっちゃいました!何を作ろうか決めてないのに衝動大人買いです。)

浅草橋にもお店のあるラティーフさん。チェコビーズやパーツ、バラスパンコールがたくさんありますよ!
私も早いうちに見に行かねば!

他にも様々なお店が出ていますので、手芸好きの方はかなり楽しいイベントになりますね☆

お越しの際はぜひぜひ私たちのブースA174にも遊びにいらして下さい♡


オートクチュール刺繍の写真立て

お久しぶりです。最近外注のお仕事にかかり切りでなかなか更新ができませんでした。

ところで、新しい作品ができました!

カルトナージュで仕立てた写真立てです。

オートクチュール刺繍の写真立て

立体的なバラがポイント☆★☆

バラの刺繍

この作品のデザインソースは、以前ヴェネチアに行った際のホテルに飾られていたガラスの鏡です。

クリスタル、シルバー、あわ〜いパステルカラーがとてもガーリーでかわいくて、

普段こういうものを好まない私ですが、何となく心の隅っこに引っかかっていたので参考にしてみました。

ヴェネチアのガラス

ギラギラした印象にならないように、シルバー色の素材は出来るだけ白っぽいものをチョイスして、

背景の部分は透明で光沢加工のされた小さなビーズを銀糸で刺繍してほんのりシルバーを演出です。

こういった淡くて透明感のある作品を作りたいと思う時に難しいのが色物材料の選び方。

今回の作品もかなり悩みました。

葉っぱのグリーンに適したちょうどいい色のビーズがなかったので、

透明のビーズにライムグリーンの糸を使って、発色を押さえて色を表現できるようにしました。

このテクニックは使えます。

透明系のビーズに使う糸を濃い色などにすると、若干色味が変化するので微妙な調色に便利です。

ぜひぜひ試してみて下さいね☆


ヴォーグ学園の青い鳥

先週土曜日はヴォーグ学園での初レッスン日でした。

オートクチュール刺繍のレッスンで一番大変なのが、初回のレッスンです。

クロシェの扱い方を覚えて頂かないといけない大事な回で、全レッスン中一番重要になります。

なるべくわかりやすく説明するように心がけてはいるのですが、生徒さんによって個人差が出てくるのがしばしば。

熟練の手芸経験者さんが大苦戦し、手芸未経験の方がすんなり習得できたりと、その境目は未だになぞです。

土曜日のレッスンはほぼ全員にきちんと覚えて頂けたので、なんとか今後のレッスンを上手くやっていけるなという手応えを得られました。

ただわたしが担当した1名様は大苦戦でしたので、いつでも連絡下さいね!と電話番号をお渡ししました。

連絡があるといいのですが、、、ない方が不安になりそうです。

もしわからないままに進んでしまったらと思うと・・・!

ちなみにその方のお孫さんとわたしの名前が一緒だそうで、すごく親近感が湧いてしまいました。

わたしは在仏中に祖母を亡くしたので、かなりの無念があるのです。

だからこうやって目上の方と同じ時間が過ごせるのは嬉しい事だったりします。

話がかわりますが、ヴォーグ学園さんの中には材料や書籍を販売しているお店(青い鳥という名前みたいです。かわいい!)がありまして、

今後、私たちのネットショップ「小さな手芸屋さん」で販売している材料を置かせて頂く事になりました!

小さな手芸屋さん in 青い鳥、初のリアルショップです!(小さな一角での展開になりますが、、、)

今年いっぱいはかなり仕事が詰まっているので来年から準備に入りたいと思います。

何を販売しようか今からワクワク☆★☆


3年に1度の芸術祭〜女木島・男木島へん〜

瀬戸内芸術祭の旅、最終日は女木島と男木島という離島を訪れました。

女木島は桃太郎が鬼退治に訪れたという謂れがある、人口160人の小さな島。鬼ヶ島とも呼ばれているそうです。

鬼ヶ島伝説

ここにはおもしろい作品がたくさんあって、今回見て回った中で一番楽しかったような気がします。

瀬戸内芸術祭 女木島

↑まるで遺跡のような作品。
「段々の風」という作品で、段々畑の頂上に素焼きのオブジェが幾重にも重なっていて、確かに隙間から風を感じました。

屋外展示の作品は体感して楽しむ事が出来るので、よくわからないアート作品でも興味を持って見れるのがいいです。

瀬戸内芸術祭 女木島

↑これは小学校の中庭に作られたエキゾチックな香りのする大掛かりな作品。

ちょっと猥雑(?)な印象を受けたので、この作品は小学校が始まったらどうするんですか?と案内の方に訊ねると、

ここの小学校はもう8年も前に廃校になってしまい、島にも子供がいないため開校する事は遠い先だから半永久的に保存されるだろう、と・・・。

子供がいないということは、もしかしたらいつかは無人島になってしまうのかもしれません。。。

芸術作品がきっかけになって、人の交流がもっと盛んになって島に活気が戻ってほしいと強く願わざるを得ませんでした。

次に訪れた男木島もそんな小さな島のひとつ。

ここの小学校も廃校され、高齢者の人口割合が60%以上というところです。

この島の生活に根付いた道具をリノベーションした「オンバファクトリー」さんの作品がありました。

瀬戸内芸術祭 男木島

↑「オンバ」と呼ばれる乳母車で、山の斜面にへばりつくようにして密集している集落内で荷物を運ぶのに使われています。

明るく楽しいオンバで、帰ってきたくなる島にしたい、というコンセプトで活動してる「オンバファクトリー」さんのオンバ作品。

これは島民の方が実際に使っているオンバで、持ち主自身が「オンバファクトリー」さんに発注して作られたもの。

”発注”ということそこに金銭のやり取りが発生すると思うのですが、私はそれがすごいと感じました。

小さな寂れ行くコミュニティーで、芸術活動や作品を通して新しい経済活動が生まれるというところや、

生活必需品を楽しくリノベーションする事で、持ち主の方に喜んでもらえて島に笑顔が増えるということ、

芸術活動が実際に生活にとけ込んでいるということ、

感じた事をうまく説明できませんが、とにかく「オンバファクトリー」さんの活動にとっても共感できました。

私自身の今後の目標と言うか、何か目指すべきものの一部と言うか、なんだか心にくるものをもらえた気がします。

だから旅行に来ようか迷った芸術祭ではありましたが、来てよかった!楽しかった!な3日間でした☆おしまい☆


3年に1度の芸術祭〜直島へん〜

建築家・安藤忠雄や草間弥生の作品で有名な瀬戸内海のアートスポット、直島。

雑誌casaやブルータスの影響で、この島にはいつか絶対に行かなければいけない!
みたいな、変な思い入れがありました。

その念願の直島についに行って参りました。

瀬戸内芸術祭 直島

高松港から船に揺られて1時間、この日はあいにくの雨でした。

島には昔ながらの木造家屋が建ち並び、晴れていたらのんびりお散歩にはぴったりだったと思います。

直島の町並み

瀬戸内芸術祭 直島はいしゃ

町中には空き家を利用した作品展示が多くあり、点在する作品を求めてあてもなくうろうろしていると、

次の目的地の美術館へのバスが目前を通り過ぎていきました。

前日の二の舞は避けたい!と思って、走って追いかけるも寸手で間に合わず。。。

悔しがっていると、見かねた地元の方が車で送ってあげるよ!と声をかけてくれて、本当に親切で助かりました!!

夏場は何倍もの観光客で美術館は3-4時間待ちだし、最終の船を逃して帰れない人もいるよー、今日は雨だけどラッキーだよ!という話を車内で聞いて、

この小さな島にそんなにも多くの観光客がいたら地元の方はさぞ大変だろうと思いました。

芸術祭を観光する際には是非ともマナーは守って行きたいですね。住んでいる方の協力あってのイベントだとひしひしと感じました。

瀬戸内芸術祭 直島


3年に1度の芸術祭〜小豆島へん〜

3年に1度、香川県で開催される現代美術の祭典・「瀬戸内芸術祭」に遊びに行ってきました!

以前から訪れてみたいと思っていたこの芸術祭、久しぶりの旅行ということもあって満身創痍になるまで楽しむことができました☆

1日目は高松から船で1時間程の小豆島へ。そういえばビックダディが住んでいたところですよね。

瀬戸内芸術祭 小豆島

旅行前に何の下調べもしていなかったため、目的の作品を見に行くまでに右往左往。

数時間に1本のバスを逃してしまい、午前中いっぱいバス待ちで過ごす羽目になり、
(この日は会期前だったので、恐ろしく交通の便が悪かったです。)

お昼過ぎにようやくこの島で一番見たかった作品にたどり着く事が出来ました!

瀬戸内芸術祭 小豆島

棚田に囲まれた秘密基地のような、台湾のアーティストさんが手がける小豆島産の竹を利用した作品で、

作るのに15人もの職人さんが台湾からいらしたとの事。かなり大掛かりな作品です。

作品内部

作品内部は思っていたよりも広く、

どうせ帰りのバスまで時間があるので、心ゆくまでごろごろと寝っ転がって、

木漏れ日のような光と風で木がこすれる音で、まるで波打ち際にいるような感覚になりました。

作品内部

天井は緻密なステンドグラスのよう。

見学者はほとんどいなかったため、貴重な空間でゆっくりと過ごせて本当にラッキーでした。

他に人がたくさんいたらちょっと興ざめだったと思います。

ビールでまったり

まだまだ時間が余っていたので、近くのカフェでビールを飲んでまったり。

結局この日に回れたのはこの作品だけ。もっと下調べをすれば良かった・・・と後悔しました。

他の作品も見たかったし、オリーブ畑や醤油蔵にも行きたかったなぁ・・・。

そういえば、チラ見したガイドブックやサイトにも「事前に計画を立てよう!」と書いてあったのに、

日本国内だし何とかなるよねー、と思っていたのが間違いでした。。。こんなに難易度が高い旅になるとは!

小豆島の夕焼け

次の日は安藤建築で有名な島・直島へ。天気予報の雨を裏付けするかのような妖しい夕焼けで小豆島を締めくくりました。


最近の刺繍のお仕事 for “MEG MIURA”

専門学校以来の友達でもあり、仕事仲間でもあるデザイナーMEG MIURAの新作展示会に行ってきました。

彼女のコレクションのお手伝いをするのはこれで2回目。

和紙の生地をメインに使った、アヴァンギャルドなデザインが特徴の洋服やアクセサリーに刺繍させてもらいました。

正直、選り好みの激しい分野のファッションですが、常におもしろいコトや新しいかっこよさを探している彼女の手伝いをするのはとても楽しいです。

「刺繍」という何となく優しい雰囲気を持つ技術で、どれだけとんがった表現ができるか試させてもらってます。

エレガントだったり、かわいい刺繍はよくありますが、そんなイメージを覆すような、自分にしかできない何か力強いものを作れたら最高です。

meg miura 2014ssコレクション
↑↑↑ 2014ssのコレクションは深海をイメージしたそうで、映像もたくさん作ってもらったみたいです。みな忙しいなか、協力を惜しまないのは彼女の人格のおかげですね。

meg miura 2014ssコレクションmeg miura 2014ssコレクション
↑↑↑ 新作のコレクションとともに、前回のコレクションで刺繍したドレスとブラウスも飾ってもらいました。

meg miura 2014ssコレクションmeg miura 2014ssコレクション
↑↑↑ 私たちのトレードマークになりつつある仮名モチーフのアクセサリーと、デザイナーのMEG。

meg miura 2014ssコレクションmeg miura 2014ssコレクション
↑↑↑ 秘密基地のような展示会場、高円寺の「キタコレビル」。ヴィジュアルがいつもかっこいいのです。     

スタイリストさんや他のデザイナーさんにも出会えて、またここから新しい何かが生まれるかも!?
お仕事くれたMEGに感謝!たくさん売れますように〜!!


東武カルチャーの体験レッスン

昨日は池袋の東武カルチュアさんでの1dayレッスンでした。

私たちにとって初めての東京でのレッスンで、いつもは開催しない日曜日ということもあり、

たくさんのお客様にお申し込み頂きまして、無事、楽しく終える事が出来ました!

ただ、残念な事に2名のご欠席とキャンセル待ちの方にお教えできなかったことが心残りでもあります・・・。

13時からのレッスンでしたが、道具の準備に結構な時間がかかるため、11時には池袋入りした私たち。

速く準備を終わらせておいしいものでも食べよう!という予定でしたが、
(宮崎県のアンテナショップのレストランがオススメと生徒さんから聞いていたので、)

やっぱり時間がかかってしまいレストランに行くには微妙な時間。

ちょうど東武百貨店で北海道展がやっていたのでそこでお弁当を買う事に。

どうせなら人気の海鮮弁当がいいねと思って、行列に並んでわくわくしていると、

お弁当のメインとも言えるズワイガニの原料表示が「カナダ・ロシア」となっているのに気がつき、がっくり!!

でもおいしかったのでよしとします。

今回のレッスンにお越し頂けたお客様はほとんどオートクチュール刺繍にご興味があったようです。

みなさん熱心に課題に取り組んでいらっしゃって、難しいクロシェのテクニックも覚えて頂けました!

お一人左利きの方がいるのに途中で気づき、あわてて私も左手でレクチャーすることに。

この教室を始める前に念のために左手でも練習していたのが役に立ちました☆
(とてもぎこちないですが・・・)

ちょっとした刺繍のコツやルサージュのこと、レッスンのことなど少しづつお話しながら、

みなさんに喜んで頂けて、とても充実した1日でした☆

お申し込み頂いたお客様、どうもありがとうございました!


オートクチュールの舞台裏

オートクチュール(高級仕立て服)は手に入れる事はもちろん、その舞台裏を知る機会も滅多にない秘密の世界、、、

一体どんなふうにコレクションが出来上がるのでしょうか?

「signe chanel(サイン・シャネル)」という、シャネルのアトリエをドキュメントしたDVDを最近見ました。

オートクチュールの制作現場が丁寧に描かれていて、何回でも繰り返し見たくなるような興味深い映像作品です。
(オススメしてくれた生徒さんありがとうございました!)

カール・ラガーフェルドのカリスマ性や、実際に洋服を作るお針子さんたちの悲喜こもごも、

コレクション作りに携わる職人たちの人間像が活き活きと描写されていて、

ドキュメンタリー嫌いな私でも楽しんで見る事ができました。

特に印象深かったのが、ギャロン職人(ツイードの縁飾りを作っている人)のお話。

まさかと思うような環境の仕事場で、暗闇の中照明ひとつで夜な夜な制作にあたっている姿や、

人生を達観したような、でもちょっとひねくれた言葉にグッときました。

ルサージュのアトリエも少しだけ紹介されてました。(もっと見てみたかったのに残念。。。)

ファッション・クリエイト好きな方は必見のDVDです。

オートクチュールの舞台裏を知れる貴重な資料になると思います。

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ネットで最初の一部分を見つけました ↓
*オフィスで見ている方注意*音がでます!字幕なしです。


しあわせカラーのスパンコール☆

見ているだけでもしあわせ〜☆な素敵カラーのスパンコールがおうちに届きました。

飛行機で14時間、フランスから日本まではるばるやって来たスパンコールたち。

いつも途中で紛失してしまわないか心配でもあります。

アトリエの刺繍教室の新しい課題用に、ピンク〜ラベンダーのグラデーションと、

フランス製スパンコール

shop「小さな手芸屋さん」用にサーモン系のバリエーションを揃えました。

フランスの糸通しスパンコール

いつも自分では激しい色合いしか買わないのですが、こんな淡い感じの色もかわいいですねー。

ところで、スパンコールの裏表の見分け方、ご存知でしょうか?

スパンコールには表裏があって、表はより輝いている or 若干ふくらみがある 面です。

光にかざしてみて見るとわかりやすいと思います。

たまにまったく判別できないものもありますが、刺繍している時の指先の間隔で何となくわかる時があります。

あとは、わざと裏にして刺繍する時もあります。

輝きを押さえたい時とか、表より裏の見え方が綺麗な時などなど、刺繍の仕上げたいイメージと合わせて使ってます。

今回届いた糸通しスパンコールは小さな手芸屋さんで販売中ですので、チェックして見て下さいね☆