【 小さな手芸屋さん 】の活動の1番の目標は、”リュネビル刺繍を未来に伝える”ということです。
その壮大な目標の達成のため、企業活動を通じて、社会貢献にもチャレンジしています。
世界でみんなが気にかけている、17個あるSDGsの目標にあてはめてみると、
現在、5個の目標に沿って取り組んでいます。
小さな手芸屋さんのSDGs – 5つの取り組み
取り組み1 – SDGs4 質の高い教育をみんなに
興味を持っていること・好きなことは、誰しも誰かに伝えてみたいと思うのではないでしょうか。
身近な例えでは、「〇〇が美味しかった」と家族や友人に話したり、心にグッときたものを写真に残してSNSに投稿したり、、、
私たちは、リュネビル刺繍が大好きで、本気で美しいと思ってやっており、それを伝えて残したいと願っています。
同世代や目上の方だけではなく、これからを担う子どもたちや、まだ生まれていない世代にもです。
豊かな文化を残すためには、子どもたちの存在は重要です。
未来に繋いでくれるのは、私たち現役世代ではなくて、今の子どもたちではないかと思います。
そして、彼らが幸せで健やかでないと、どんなにいいものも受け継いでくれないのでは?と、現代の不安定さの中で危惧しています。
彼らに安定した毎日や、学びの機会を与えることで、さらに次の世代に繋いでもらえるきっかけになれば、、、と願い、
子どもたちへの支援のために、売上金の一部を寄付して協力をしています。
取り組み2 – SDGs7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
現在、アトリエ内の活動に使う電源は、再生可能エネルギー由来の電気を100%使用しています。
(TGオクトパスエナジー株式会社が提供する、「非化石証書」付きの電力プランに加入しています)
今後の長期的な目標として、ご注文の配送にかかる部分でも二酸化炭素の排出を抑えられるようにしたいと考えています。
取り組み3 – SDGs8 働きがいも経済成長も
地元の障害者施設と連携して、働きたくても働けない方々と一緒に、小さな手芸屋さんの商品作りを行っています。
もちろん、社内のスタッフも、誰でもどこでも、無理なく仕事が取り組めるように、活動や意識を日々改善。
お客様のHappyは、携わる人間のHappyから!
取り組み4 – SDGs9 産業と技術確認の基盤をつくろう
環境に配慮した技術や製造の行程を取り入れた製品の取り扱いを強化しています。
現在は、トリアセチルセルロースという植物由来の成分からできるフランスのスパンコールや、環境に配慮して製造されたチェコシードビーズのシリーズを取り扱っています。
これから先、もっと増えていくはずのSDGsな素材たち。
創作することが、罪悪感に繋がらない素材をたくさん紹介できる時が待ち遠しいです。
取り組み5 – SDGs12 つくる責任 つかう責任
ゴミを減らし、再利用し、資源化することを目指すために、簡易包装での発送に、ご協力をお願いしております。
使う梱包材はできるだけ、紙製のものや、植物成分を含むプラスチック素材を選んでいます。
また、再利用価値の高いZip袋などを採用し、ゴミを減らせるようにと、考えています。
梱包資材の選択は、販売店しかできない大事な選択。
環境に負荷をかけずに安心して配送できるものを提供するのは、お店の重要な命題です。
今回のブログを書くにあたって、知っているようできちんとわかっていなかったSDGsについて学ぶよい機会になりました。
SDGsの目標には、あたりまえのように思えることも多く書いてあります。
難しい事や大それたことばかりではなくて、ちょっとした意識の変化で、だれでも取り組むことのできるものなんだと、とても身近に感じました。
そう思える今の環境に属していることにも感謝すべきかもしれません。
同時に、達成が難しい境遇(国)にいる人たちのことも、あたまによぎります。
そして、SDGsを達成している状態があたり前の環境を維持するためには、これからを担う子どもたちへの教育もとても大事なのではないかと思えます。
今おとなの私たちは、破壊的な未来を実現させないための、最後の砦です。
地球環境の変化は、もう本当にこれ以上悪化させてはいけないものだと、昨今の報道を見て感じます。
私たちが、最後の砦です。
砦の中にいる子どもたちを守るために、今、少しでも思いを馳せて、できることをしていかなくてはと思います。
これからも【 小さな手芸屋さん 】は、
社会の一旦を担う小さな事業者として、責任感を持って活動を続けて、
今も未来もリュネビル刺繍でみんなをHappyにしていきたいと思います。