オートクチュール刺繍の1day体験レッスン!

スペシャル企画!オートクチュール刺繍の1日体験レッスンを開催します。


日程:2016年2月11日(木・祝日)終了いたしました
   2016年3月12日(土) 終了いたしました
   2016年4月16日(土)終了いたしました

時間:10:30〜16:00(12:30〜13:30はランチ休憩)

場所:株式会社アポロン様のオフィス
   〒112-0001東京都文京区白山4-22-14
   最寄駅は「白山」(都営三田線)、下車徒歩7分ほど

定員:各6名様

お申し込み方法:
アポロン様のホームページより、メールにて受け付けしております。
詳しくはこちらのアポロン様のサイトをご覧ください。


レッスンの内容は写真のブローチを作ります!
クロシェ・ド・リュネビルの基本からビーズ付け、フランス刺繍、リボン刺繍、ビーズ刺繍のテクニックも盛り込んだフルコースメニュー☆
オートクチュール刺繍の魅力がぎっしりな1日体験レッスンです。

もちろん初心者の方大歓迎!必要な道具類は全て貸し出しいたしますので手ぶらでお越しください。

アポロンさんは全く新しいタイプの刺繍枠を開発していらっしゃるメーカーさんです。
今回は特別に講師として招かれてのレッスンとなります。
刺繍を楽しく勉強しながら、新しい刺繍枠もお試しいただける絶好の機会!

私にとっても久しぶりの体験レッスン。
いろいろなお客様からの厚い熱いリクエストにお応えして、ようやくの開催です!
皆さんのご参加を心待ちにしております!!

体験レッスンについてのお申し込み・お問い合わせは「アポロン様のサイト」までよろしくお願いいたします。
株式会社アポロン:http://apollon-broderie.jp/


まんまる刺繍のクリスマスオーナメント

ヴィンテージのビーズとフレンチスパンコールで作った2015年のクリスマスオーナメント。

大急ぎで夜中まで刺繍して、目のシバシバと背中が大変なことになりました。
思っていたより大変!特に仕立てが。

丸いのは球体の展開図を応用して、プレゼントの方はサイコロのような感じのパターンから作りました。
中は綿をつめてフカフカに。
普通に刺繍すると立体になったときにビーズがスカスカになってしまうのでビーズ間隔を詰め気味にステッチしてます。

仕立て前はこんな感じ ↓↓↓

丸いのが手鞠みたいな和風テイストになってしまったのがちょっと残念。来年の課題です。
プレゼントの方は大きめのお花のスパンコールがかわいい味付けになって、すごく好きな感じに仕上げることができました!
応用してポーチとか作ってみたいです。

さて、今年の我が家のツリーはこんな感じです、去年作ったモチーフたちと合わせて、、、
少しはゴージャスになったかな!

来年はどうしようか、、、


プレゼントにぴったり☆アニマル刺繍ブローチ

思わず「かわいいっ!」と声に出してしまう刺繍のアニマルブローチたち!

これは小さな手芸屋さんのお客様でもある作家さんの作品です。
母と娘が一緒に身につけられるアクセサリーというコンセプトで、「Cotoha」というオートクチュール刺繍のブランドをやっていらっしゃいます。
ほんとにキュート!

甘すぎない表情のアニマルたちがすごくおしゃれ。
あったかい糸使い、ふわふわっとした毛並みを感じてナデナデしたくなります。
スパンコールやビーズの使い方もおもしろいです。アニマルたちの個性が出ていますよね。
いろいろな材料とテクニックが詰まっていて、見ていて楽しくなってきます。

手作りのぬくもり感、作り手のセンスを感じるデザイン、丁寧な仕上がり、、、
刺繍がものすごく好きなんだなーということが作品から伝わってきました。
そんな愛情がたっぷりなアクセサリーは、きっと大人も子供も一目で好きになってしまうはず。

クリスマスももうすぐ、大事なかわいいあの子へのプレゼントや自分へのご褒美にぴったりなアクセサリーです。
じつは私もひとつ欲しくて、どれがいいかなーなんて悩み中です☆
Cotohaさん、その時はよろしくお願いしますね!

「Cotoha」さんのアニマル刺繍ブローチはcreemaで販売中です。
12/1~12/25の期間は新宿ルミネ2の「Creema Store」でも特別販売しています。
ぜひチェックしてみてくださいね!

Online shop
http://www.creema.jp/c/cotoha-broderie/selling

Facebook
https://m.facebook.com/Cotoha-575901785844158/

Instagram
ID: CHIE OGAWA1207


クロシェ・ド・リュネビル120番でできる刺繍

クロシェ120番でどんな糸がどんな風に刺繍できるのでしょうか?
いくつか太めの糸で比較してみましょう。

A・DMCの25番刺繍糸(手芸屋さんでよく売っている6本撚りの刺繍糸)を2本取り

ちょうどいい、やりやすい太さ。力まずにふんわりとチェーンステッチできます。(topの写真の刺繍はこれでやりました)
糸の購入のしやすさ・・・◎


B・シルクミシン糸50番手(シルクミシン糸として一般的な太さ)を3本取り

糸の滑りが良く、太さもちょうどいいです。光沢がでて優雅な雰囲気になります。
糸の購入のしやすさ・・・◯


C・ポリエステル手縫い糸(光沢のあるタイプ、フジックスのファイン手縫い糸など、、、)を2本取り

3本取りまでできましたが、撚りが甘い糸だとひっかりやすくやりづらいので、3本取りは上級者向け。初めての方は2本取りがおすすめ。
(私が使用した糸は東レのシルック手縫い糸。どうやら廃盤品のようなのでかわりにフジックスのが手に入りやすいはずです。)
糸の購入のしやすさ・・・◯手芸屋さんか通販で


D・ボタン付け糸(20番手、手芸屋さんでよくある糸)を1本取り

ちょうどよい太さ。Aの刺繍糸よりもナチュラル感のある仕上がり。刺繍糸2本取りが難しい方はボタン付け糸で練習してみましょう。
糸の購入のしやすさ・・・◎


E・絹穴糸16号(手芸屋さんではあまり見かけないかも?)を1本取り

撚りが甘めでひっかかりやすく上級者向け。出来上がりのボリューム感、高級感では一番!
糸の購入のしやすさ・・・△通販で


F・<比較用>DMC刺繍糸25番1本取りをクロシェ#90で

他の糸に比べると華奢な見た目になります。ロゴやイニシャルなどの線画を刺繍するにはひ弱な感じも・・・


G・DMC刺繍糸25番を3本取り

2本取りに比べてひっかかりやすいができなくない、上級者向け。


H・オリムパスレース糸40番手を1本取り

ボタン付け糸に比べて少し太め、気を付けて糸調子を調整する必要ありで上級者向け。しっかりとしたボリューム感のある見た目はかわいいです。
糸の購入のしやすさ・・・◯


I・DMCコットンパール8番(刺繍やレース編みに使われる糸)を1本取り

できなくないがかなり厳しい、太さの限界なので上級者向け。
糸の購入のしやすさ・・・◯手芸屋さんか通販で


J・普通のミシン糸20番手を2本取り

むっちり肉厚な感じになってかわいいけど、気を付けて糸調子を調整する必要ありで上級者向け。
1本取りでふんわり仕上げたほうが吉。
糸の購入のしやすさ・・・◯


K・オヤ糸ポリエステル中太(トルコの伝統レース”オヤ”を編む糸)を1本取り

滑りがよくやりやすい太さ。光沢、ボリューム感、やりやすさの3点揃った糸。
糸の購入のしやすさ・・・△通販で

個人的に使いやすい・見た目が好きなのは、”A刺繍糸2本取り”と”Kオヤ糸”でした。
どちらも色数があって、色のチョイスに苦労しなくていいのもいい点です。

作品に太いステッチが加わるようになると、いままでよりもずっと幅の広い表現が可能になります。
他にもいろいろな種類の糸がありますから、太めの糸を見つけたらクロシェ120番でステッチして試してみて、自分のお気に入りを見つけてみましょう!


リュネビル刺繍のチェーンステッチでかわいい巾着

オートクチュールの刺繍に使われる「クロシェ・ド・リュネビル」というカギ針には針のサイズがいくつかあります。

代表的なのは80番。
ビーズ、スパンコール、刺繍糸などなど、このサイズ1本あればいろいろと刺繍できます。

今回は120番の太いクロシェを使って、ふっくらチェーンステッチで刺繍しました。
DMCの刺繍糸を2本取りにしてます。

アンティークのパッケージデザインのようなレイアウトで小さな手芸屋さんのロゴを可愛くアレンジ!
細い糸でチェーンステッチするよりもふんわりと肉厚なボリューム感がでて、華奢な筆記体でも目立ちますね。
イニシャルを刺繍しても良さそうです☆
いろんなバリエーションを試してみたくなります!

巾着の口部分は、折山のところをビーズ針で一粒ずつビーズをつけました。
小さなこだわりが可愛さの秘訣!

今回使った「クロシェ・ド・リュネビル 120番」は小さな手芸屋さんで近日発売いたします!
1本は持っておきたい、マストハブなクロシェちゃんです。

入荷しましたらメルマガでお知らせしますね〜
みなさまご期待ください!

メルマガの登録はこちら>>>小さな手芸屋さんのメルマガ登録ページ


刺繍とイラストと・・・

まるでゴーギャンのような力強い色彩の絵画、、、

じつはこれは刺繍でできてます!

私の刺繍仲間、ルサージュで同期だったsayuriさんの作品です。
生命力溢れるパパイヤに光と影の中の葉っぱたち、トロピカルな国のジャングルを切り取ったような構図がステキ!
独自の刺繍世界がありますよね。
カラフルな色使い、刺繍のタッチ、非日常の夢の空間、大好きです!

ブログで作り方も詳しく載せていらっしゃいます。
とても勉強になりますね!
そしてこっそり小さな手芸屋さんの宣伝までしていただいていて、、、ありがとうございます☆☆☆

他にも、刺繍とイラストを組み合わせた童話や、

エッセイ漫画も制作されています。
とくにルサージュ時代のエッセイは通っていた人にとってあるある!ネタの連続かもですね〜。
ルサージュのスタッフに見せたら大ウケだったそうです!
絵が上手いのがうらやましいっ!!

最近のsayuriさんはヘミングウェイの「老人と海」にインスパイヤされた作品を作っておられるそうです。
こちらも完成が楽しみです!

勉強になりますから、ぜひ皆さんもsayuriさんのブログを覗いてみてくださいね〜

sayuriさんのブログはこちら→→→http://leesblog.blog.so-net.ne.jp/


秋色、こっくりカラーのスパンコール

小さな手芸屋さんにNewアイテムが到着しました!

秋っぽい、こっくりぽってりとしたかわいいカラーのスパンコールたち。
ネオン風の朱色、濃厚なブルーベリー色、ミルキーな抹茶色、あったかいかぼちゃ色などなど、、、
どれもキュートなスパンコールたちばかり☆

色を活かしたシンプルなドット柄がいいのではないかと思い、さっそくクロシェ・ド・リュネビルで刺繍してみました。
まずは外周から1周ぐるっとスパンコールを半重ねでつけます。
次はそのすぐ内側を1周ぐるっと。(今回のデザインの場合。)
最後のちょこっと残る隙間は”の”の字っぽくしたり、”U”字っぽい感じで埋めます。ここは結構適当です。

円をうまく閉めるには、
1番最後のスパンコールを1番最初につけたスパンコールのステッチの穴かキワキワに針を刺してステッチします。
(スパンコールの穴ではなく、スパンコールをつけたステッチの穴です。)
その時、1番最初のスパンコールの穴を刺してしまわないように、立たせるような感じで針を刺しながら避けてください。
すると一番最後のスパンコールが一番最初のやつの下側にステッチされて、うまく円が閉まります。

文章にするとよくわからないですね??
試してみるともっとわかりやすいかなと思います。

ドットのデザインはかしこまって整列してるのも好きですけど、ゆるかわな感じにしたい時は円のサイズを微妙にランダムにして、飛んでる空間も均一でない方が感じがでますね。
手書き風みたいな。


スパンコールの立体仕立てブローチ

スパンコールでびっしり刺繍した花びらを重ねて作った立体仕立てのブローチです。

花びらはモチーフ状に仕立ててから、土台の刺繍パーツと重ねて合体させてます。
それぞれの花びらに個性が出るように、ふんわりさせたり少し歪ませたりして縫い付けるのがポイント。
そのふんわりゆとり分まで考えて図案をおこすのもテクニックのひとつです。

使った材料はこちら>>>小さな手芸屋さんのオートクチュール刺繍ギャラリー

きっとみんなこんなの作ってみたかったんじゃないかなと思いながら、
入院直前に慌てて作ったわりにうまくできてよかった・・・!ふぅ〜。

これはヴォーグ学園のオートクチュール刺繍講座の課題作品になります。
10月から新学期もスタート、生徒のみなさん楽しみにしていてください!!


課題作り、、、四苦八苦

レッスンの課題を作るのはいつも大変!

今回はクロシェ・ド・リュネビルのポワンティレという技法をメインに取り入れてひと作品、、、
と思い作ってみたものの、なんだかしっくりこないなーと悩み中。

ミニ巾着に仕立てたら絶対かわいい!とは思うものの、レッスンの進行としてはいまいちな気が。。。
メッシュの別布を取り入れたテクニックやリボン刺繍を盛り込んでも、それぞれけっこう地味な作業の連続で作っていて疲れてしまうかなーと感じてしまいました。
同じことの連続作業ってめんどくさいですよね。

なので思い切って没!!
早く新しいのをつくらないとー!


課題作り 〜 モチーフ仕立て 〜

10月からのヴォーグ学園の新学期、どんな課題にしようかなーと作品作り中です。

今回は絶対にモチーフ仕立てのテクニックをいれたいので、「身につけられるアイテム」とコンセプトを絞ってから作り始めました。
あとはステップアップしたテクニックを盛り込んで〜と、カリキュラムありきでデザインを模索。
簡単な花モチーフですが、じつは何バージョンも試行錯誤して納得のいく最終デザインまでたどり着きました。
(でも結局他にいいアイディアが浮かんでしまったのでこの作品は没!)

基本的なモチーフ仕立てのテクニックはいたってシンプル。
刺繍した布の裏に両面接着芯を貼って、外周を折り込んでアイロンで固定といった感じです。

でもそれを安っぽくならないようにするのはかなり大変!
最終的な厚み、硬さ、取り付ける金具等々、ものすごく考えさせられます。
私自身もいまだに納得する仕立て方には出会えてないので研究中です。
まぁ自分用の作品だったらてきとーでもいいかととりあえず手に入るもので仕立てますが、きちんと売り物として見えるようなものはまだまだ・・・。
試行錯誤が続きそうです。