最近の刺繍のお仕事 for “MEG MIURA”

専門学校以来の友達でもあり、仕事仲間でもあるデザイナーMEG MIURAの新作展示会に行ってきました。

彼女のコレクションのお手伝いをするのはこれで2回目。

和紙の生地をメインに使った、アヴァンギャルドなデザインが特徴の洋服やアクセサリーに刺繍させてもらいました。

正直、選り好みの激しい分野のファッションですが、常におもしろいコトや新しいかっこよさを探している彼女の手伝いをするのはとても楽しいです。

「刺繍」という何となく優しい雰囲気を持つ技術で、どれだけとんがった表現ができるか試させてもらってます。

エレガントだったり、かわいい刺繍はよくありますが、そんなイメージを覆すような、自分にしかできない何か力強いものを作れたら最高です。

meg miura 2014ssコレクション
↑↑↑ 2014ssのコレクションは深海をイメージしたそうで、映像もたくさん作ってもらったみたいです。みな忙しいなか、協力を惜しまないのは彼女の人格のおかげですね。

meg miura 2014ssコレクションmeg miura 2014ssコレクション
↑↑↑ 新作のコレクションとともに、前回のコレクションで刺繍したドレスとブラウスも飾ってもらいました。

meg miura 2014ssコレクションmeg miura 2014ssコレクション
↑↑↑ 私たちのトレードマークになりつつある仮名モチーフのアクセサリーと、デザイナーのMEG。

meg miura 2014ssコレクションmeg miura 2014ssコレクション
↑↑↑ 秘密基地のような展示会場、高円寺の「キタコレビル」。ヴィジュアルがいつもかっこいいのです。     

スタイリストさんや他のデザイナーさんにも出会えて、またここから新しい何かが生まれるかも!?
お仕事くれたMEGに感謝!たくさん売れますように〜!!


東武カルチャーの体験レッスン

昨日は池袋の東武カルチュアさんでの1dayレッスンでした。

私たちにとって初めての東京でのレッスンで、いつもは開催しない日曜日ということもあり、

たくさんのお客様にお申し込み頂きまして、無事、楽しく終える事が出来ました!

ただ、残念な事に2名のご欠席とキャンセル待ちの方にお教えできなかったことが心残りでもあります・・・。

13時からのレッスンでしたが、道具の準備に結構な時間がかかるため、11時には池袋入りした私たち。

速く準備を終わらせておいしいものでも食べよう!という予定でしたが、
(宮崎県のアンテナショップのレストランがオススメと生徒さんから聞いていたので、)

やっぱり時間がかかってしまいレストランに行くには微妙な時間。

ちょうど東武百貨店で北海道展がやっていたのでそこでお弁当を買う事に。

どうせなら人気の海鮮弁当がいいねと思って、行列に並んでわくわくしていると、

お弁当のメインとも言えるズワイガニの原料表示が「カナダ・ロシア」となっているのに気がつき、がっくり!!

でもおいしかったのでよしとします。

今回のレッスンにお越し頂けたお客様はほとんどオートクチュール刺繍にご興味があったようです。

みなさん熱心に課題に取り組んでいらっしゃって、難しいクロシェのテクニックも覚えて頂けました!

お一人左利きの方がいるのに途中で気づき、あわてて私も左手でレクチャーすることに。

この教室を始める前に念のために左手でも練習していたのが役に立ちました☆
(とてもぎこちないですが・・・)

ちょっとした刺繍のコツやルサージュのこと、レッスンのことなど少しづつお話しながら、

みなさんに喜んで頂けて、とても充実した1日でした☆

お申し込み頂いたお客様、どうもありがとうございました!


オートクチュールの舞台裏

オートクチュール(高級仕立て服)は手に入れる事はもちろん、その舞台裏を知る機会も滅多にない秘密の世界、、、

一体どんなふうにコレクションが出来上がるのでしょうか?

「signe chanel(サイン・シャネル)」という、シャネルのアトリエをドキュメントしたDVDを最近見ました。

オートクチュールの制作現場が丁寧に描かれていて、何回でも繰り返し見たくなるような興味深い映像作品です。
(オススメしてくれた生徒さんありがとうございました!)

カール・ラガーフェルドのカリスマ性や、実際に洋服を作るお針子さんたちの悲喜こもごも、

コレクション作りに携わる職人たちの人間像が活き活きと描写されていて、

ドキュメンタリー嫌いな私でも楽しんで見る事ができました。

特に印象深かったのが、ギャロン職人(ツイードの縁飾りを作っている人)のお話。

まさかと思うような環境の仕事場で、暗闇の中照明ひとつで夜な夜な制作にあたっている姿や、

人生を達観したような、でもちょっとひねくれた言葉にグッときました。

ルサージュのアトリエも少しだけ紹介されてました。(もっと見てみたかったのに残念。。。)

ファッション・クリエイト好きな方は必見のDVDです。

オートクチュールの舞台裏を知れる貴重な資料になると思います。

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ネットで最初の一部分を見つけました ↓
*オフィスで見ている方注意*音がでます!字幕なしです。


気が早い?!一足お先にクリスマス☆

あと4ヶ月寝るとクリスマス!かなり気の早い話ですが、一足お先にクリスマス気分で作品作りをしていました。

オートクチュール刺繍でオーナメントを作ったらきっとかわいい!ということで、

クリスマスデコレーションにぴったりな2つのオーナメントたち。

写真を撮る為に押し入れからクリスマスツリーを引っ張りだしてみました。

オートクチュール刺繍のクリスマスオーナメント

これはちょうどクリスマス前に開催される朝日カルチャーセンター横浜校での体験講座の課題作品です。

定期的なレッスンの課題ではなかなか季節感を盛り込んだ作品ができないのですが、

カルチャースクールでの講座では楽しくイベント的な要素をいれて課題が作れるので楽しいです。

デザインを考えはじめたのはまだ初夏の蒸し暑い時期。

でも頭の中では、ライトアップされたキラキラした街路、

クリスマス前のはしゃいだワクワクした気分を思い浮かべながら、

パリのシャンゼリゼのクリスマス市の思い出がフラッシュバックしてました。

もしかしたら体感温度が気持ち下がっていたかもしれません!?

12月14日(土)開催のこの講座は、今週から参加募集が始まっています!

詳細・お申し込みは朝日カルチャーセンター横浜校さんで受付しております。


写真で説明★ファスナー付きポーチの作り方

先日手書きの書類で説明したポーチの作り方ですが、

ひとつ大事な工程が抜けていた(!)のでそれを付け足して、(下の説明の6番目の工程です。)

写真付きでもっとわかりやすくしてみました。

既に作ってしまった方、、、ごめんなさい。たぶんファスナーが噛みまくりだったと思います。

説明不足ですいません。。。

↓↓↓↓↓↓↓↓ ファスナー付きポーチの作り方 ↓↓↓↓↓↓↓↓

1、 生地を出来上がり寸法+縫い代1cm四方でカットします。
ポーチ表面 1枚
ポーチ裏面 1枚
ポーチ表用☆透け防止布 1枚
袋布 2枚
ファスナーは出来上がり寸法より1cm短いものを用意して下さい。
(例:出来上がり10cmだったらファスナー寸は9cm。)

ファスナー付きポーチの作り方1


2、ポーチ表面とポーチ表用☆透け防止布の縫い代を揃えてピン打ちし、縫い代5mmで四方を仮縫いします。

これは、刺繍した布がスケスケのため、1枚で仕立てると縫い代が丸見えで美しくないので、それを防止する為に1枚布を付け足しています。
もしポーチ表面が透けない生地であれば透け防止布を付ける必要はありません。

ファスナー付きポーチの作り方2

ファスナー付きポーチの作り方3


3、袋布とファスナーを外表で合わせてピン打します。
<ポイント!> ファスナーの金具は袋布の端から1.5cm内側になるように配置して下さい。
袋布の上端とファスナーの帯端はぴったり合わせます。

ファスナー付きポーチの作り方4


4、もう1枚の袋布も同様にピン打し、縫い代5mmでそれぞれを縫い合わせます

ファスナー付きポーチの作り方5

ファスナー付きポーチの作り方6

ファスナー付きポーチの作り方7


5、ポーチ表面・裏面とファスナーをそれぞれ中表で合わせて、縫い代1cmで縫い合わせます。

ファスナー付きポーチの作り方8

ファスナー付きポーチの作り方9

ファスナー付きポーチの作り方10

ファスナー付きポーチの作り方11

ファスナー付きポーチの作り方12


6、袋布の吹き出し防止の為のステッチをします。
<ポイント!> これをしないと、ファスナーが袋布にひっかかり、噛んでしまってファスナーが2度と開かなくなる事がわかりました。
一手間ですが、重要な工程です!

袋布をファスナーにきちんと倒して、折り山から2mmもしくは5mmのところをステッチで押さえます。
ここで縫われるのは、袋布1枚とファスナー帯、ポーチ表面or裏面の縫い代だけです。
*完成後このステッチが表から見える事はありません。*

ファスナー付きポーチの作り方13

ファスナー付きポーチの作り方14

ファスナー付きポーチの作り方15


7、ポーチ表面・裏面と、2枚の袋布をそれぞれ重ね合わせ、周囲をピン打します。
このとき、ファスナーは半分くらい開けておいて下さい。
*ファスナーは半分に折れた感じになってます。

周囲を縫い代1cmで縫い合わせますが、袋布の底だけは後でひっくり返すのに充分な長さ分縫い残します。
ファスナー付きポーチの作り方16

ファスナー付きポーチの作り方17


8、四方の縫い代をアイロンで片側に折り倒します。
*もし全面に刺繍をしている場合(特にスパンコールを使っている時は)、アイロンの熱でスパンコールが溶けますので、触れないように気をつけて下さい。

ファスナー付きポーチの作り方18


9、縫い代が重なり合う角の部分は、余分な布をカットします。
*縫い目ぎりぎりにカットしないで下さい。

また、糸や繊維が飛び出しているところは綺麗にカットしておきます。
*この段階の前まではほおっておいてOKです。

ファスナー付きポーチの作り方19

ファスナー付きポーチの作り方20


10、袋布の縫い残しの部分から、表を引っ張りだしてひっくり返します。
*ひっくり返す前にファスナーは前回させておいて下さい。

<ポイント!> 底の角の部分は、倒した縫い代を指で押さえながらひっくり返すと綺麗に角がでてきます。

ファスナー付きポーチの作り方21


11、縫い残しの穴をまつるか、ステッチで縫い塞ぎます。
*縫い代は内側に入れこんで下さい。8で縫い代がきちんとアイロンでくせづけされていれば折り込む手間が省けます。

ファスナー付きポーチの作り方22


12、これで完成です!
写真付きだと少しは説明がわかりやすくなったかなと思います。
もし何を作るか迷った時は、これを参考にポーチを作ってみましょう!

*ちなみにこのポーチの刺繍は、ヴォーグ学園での講座の課題の一つです。

ファスナー付きポーチの作り方23

おしまい


池袋でオートクチュール刺繍の1day講座を開催します!

最近カルチャースクールでの講座のお仕事が増えて参りました。

池袋の東武カルチュアスクールで新しく公開される特別講座のお知らせです!

オートクチュール刺繍のクロシェ(かぎ針)のテクニックを学ぶ1day講座で、ラベンダーの香り袋をお作り頂けます。

池袋は私にとってとてもなじみ深い場所で、実家に住んでいる頃はよく遊びに行ってました。

フランス語を習っていたのも池袋でしたし、よくcafe de crieでラージサイズのアイスカフェラテの氷が溶けきるまで勉強をしたものです。

そういえば映画館でバイトもしてました。夫と初めて出会ったのも池袋です。なんだか懐かしい!

そんな私の青春の1ページを飾る(?)池袋でのオートクチュール刺繍の1day講座は、本日よりお申し込みをスタートしております。

開催日は2013年9月29日(日)、13:00~16:00の3時間のレッスンです。

詳細・お申し込みは東武カルチュアスクール池袋校さんにお問い合わせ下さい。


おしゃれポーチの作り方!

オートクチュール刺繍教室の生徒さんに渡そうと思って、

ファスナー付きポーチの作り方の説明書を作ってみました!

手書きの字が本当にお見苦しいですが、、、

初めてポーチを作る方でもわかりやすいように、簡単な手順で紹介しています。

本格的に作るには芯を貼ったり、袋布の吹き出しを防ぐステッチなどもするのですが、

この作り方でもいい感じに仕上がると思います!

もし間違ってる部分や、全然わかんないよ!(`ε´)という箇所があったら、

お気軽にブログにコメント下さいね☆

ファスナー付きポーチの作り方

ファスナー付きポーチの作り方

ファスナー付きポーチの作り方

ファスナー付きポーチの作り方

ファスナー付きポーチの作り方


なんとなく、ロココな気分

新しい課題の為に刺繍の試作中です。

試作中はいっつも適当で、玉止めの処理すらしない横着ものの私ですが、

いかに短い時間で多くの新しいテクニックバリエーションを試せるかの真剣勝負の時間です。

産みの苦しみで辛いひと時でもあります。

そんな中、いい感じに仕上がったこの作品。

ヴォーグ学園の課題作品のオートクチュール刺繍仕立てのポーチ

なんとなくヴェルサイユ宮殿の壁紙っぽいものになりました。ロココな気分です。

これは秋から始まるヴォーグ学園での課題作品に使用する予定です。

ポーチに仕立てられるようにして、クロシェやはさみなんかを入れて使ってもらえたらいいなと思います。

そういえば、

アパレルにいた時代からよく電車内でデザインを書いている時が多かったのですが、

最近またその習性がよみがえってきました。

単に、きちんと机に向かってデッサンする時間が惜しいということなんですが、
(あとデザイナーをしていた時は、車内のリアルな人のファッションを参考に出来てリサーチ替わりにもなったので、)

結構はかどるのが不思議です。

この作品も電車内で生まれたアイディアのひとつ。

もし東横線で小さなメモ帳に落書き的に刺繍図案ぽいものを書いている人がいたら、、、

それは私です。よかったら声をかけて下さいね!


あこがれのルサージュの刺繍

イヴサンローランのオートクチュールコレクションにも使われている「coquelicot」(コクリコ/ポピー)の花の刺繍。

これは絶対にしたい! とあこがれに思っていたルサージュの課題のひとつ。

これがあったが為にルサージュに長い間通ったと言っても過言ではありません。

オートクチュールコースの最後の課題、レベル8「coquelicot」です。

ルサージュの刺繍レベル8

トリを飾る作品にふさわしく、とても豪華で意匠に富んだ作品です。

実は背景の空の部分には、スパンコールやシルク(に似た糸)をびっしりと刺した後、

白い絵の具で霞のようなペイントをしています。

葉っぱの部分などもマーカー(!)でペイントしてより生っぽい感じにしています。

さすが洗濯を考えないオートクチュール!一般常識とはかけ離れた思考も表現されます。

このコクリコのある草原風景、意外とフランスやイタリアの原っぱでも見かけることが出来ました。

小さな白いマーガレットに、赤いコクリコが無造作に野生むき出しで街路に生えてたりします。

日本人にとってはメルヘンな草原風景ですが、

ヨーロッパの人にとってはちょっと懐かしい田園風景かもしれません。

野生のポピー

ルサージュのプロフェッショナルコースでオートクチュール刺繍の基本を学び、

その次のレベル7で刺繍に対する自我、自分は何が美しいと思うかと問う想いが芽生え、

この「coquelicot」で表現の自由さ、斬新さを求めるココロを学んだルサージュでの経験。

オートクチュール刺繍にはタブーがありません。

もちろん技術的にやってはまずいこともありますが、表現方法に制限はありません。

ちょっと前にお客様にもお話ししたのですが、

オートクチュール刺繍というのは、

女性の趣味というカテゴリーを超えた、職人の創り出す工芸の世界とも接する素晴らしい技術なんです。

こんなものがいつか自分の力で生み出せたら素敵ですよね?

継続は力なり、私もいつかとっておきの、そして誰かのあこがれになれるような作品が生み出せたらいいなと思っています。


新しいオートクチュール刺繍の講座 in ヴォーグ学園!

今年の秋、オートクチュール刺繍の新しい講座がヴォーグ学園横浜にて始まります。

春頃にお話を頂いてから告知の日を心待ちにしておりましたが、

ようやくみなさんにお知らせすることができました!

新しい講座は気楽に楽しみながら学んで頂けるようなものにしたいと思っております。

クロシェ(かぎ針、リュネヴィル刺繍)の基本から針・リボン刺繍を交えて、

より身近な生活を彩るような作品作りをお教えする予定です。

もちろん初心者のかた大歓迎の講座です。

ヴォーグ学園横浜校のカタログのトップページにドドン!と大きく紹介して頂いております!

ヴォーグ学園のオートクチュール・リュネヴィル刺繍講座

毎月第4土曜日の午前のクラス(10:00~12:30)で、定員は12名様までとなっております。

お申し込みはヴォーグ学園横浜校までお電話やメールでお問い合わせ下さい。

充実した課題を皆様にお届けできるよう頑張ってまいります!