フランスの結婚式、プロヴァンスの休暇その3

今回の休暇の最大の目的、それは義姉の結婚式への出席でした。

初めて体験したフランスの結婚式。

日本とは全くちがうその様子をご紹介です。(長編です。)

〜 式の前 〜
長い1日の幕開けは新婦の自宅から始まります。
新婦は着替えや準備などをすまし、そこへ新郎が迎えにくるのを待ちます。
準備が終わるまでは新郎はお家に入れず、家族やゲストと一緒に外で待機してるのです。
この時点で式の参加者の約半分くらいがすでに集まっていました。

新婦のお着替え

新郎が迎えに来ました!ゲストたちも拍手で出迎えます。

花婿のお出迎え

野次馬の子たちや隣人も注目の中、記念撮影第1段です。

野次馬たち

ひとしきり写真をとった後、新婦・新郎・家族たちはそれぞれの車で次の会場、
この日1番大事な場所「役所」へと向かいます。
ゲストたちもみんな車です。車社会なんですね。
その道中、車たちは1列となってお祝いのクラクションをならしながらゆっくりと行進します。
対向車もクラクションで応戦してくれます。

花嫁の車

〜 役所での式 〜
日本の結婚ですと婚姻届けは事務的なものなのかもしれませんが、フランスの場合はちがいます。
役所で婚姻届けにそろってサインするのが1番肝心なのです。

結婚式が行なわれるのは土曜日が主なので、役所には何組のものカップル&家族・友人たちで賑わっており、順番が回ってくるまで外で待たされます。

日陰で待ちぼうけ

式の順番が回ってきました!
装飾された小さな会場で、ゲストたちは新郎新婦の入場を待ち受けます。
日本でもおなじみの「新郎新婦ご入場です!パンパカパーン」という感じです。

ここでの司会役はこの地域の「助役」。
その助役は新郎の友人ということもあってか、和気あいあいとした雰囲気で饒舌に冗談を飛ばしていました。
結婚式を担当する助役は口達者が選ばれるのかもしれません。

新郎新婦の紹介や助役のスピーチのあと、婚姻届へのサインをみなで見届けてここでの式は終了です。
その間30分くらいの出来事。堅苦しい感じは皆無でした。

市役所

〜 教会での式 〜
またしても車の大名行列で、次の会場の教会へと向かいます。

役所での式は必須ですが、教会での式はやってもやらなくてもどっちでもいいとのこと。
ちなみに、離婚経験のある人は教会で式をすることはできません。(キリスト教)
なので、すでに別の女性との子供が2人もいる新郎だったので教会には行かないのだろうと思っていたのですが、
結婚はしていなかったのでセーフだったようです。
(フランスでは事実婚(パックス)が広く認められており、婚姻と同じくらいの権利が与えられています。また最近は同性愛者の婚姻も認められています。)

さて、教会での式もまた型破りなものでした。
始めのうちは厳かな雰囲気に包まれていましたが、だんだんと雲行きが怪しくなってきます。
なぜなら、式の詳細を取りまとめていた教会の担当者が休みの為に、ご高齢の神父さんは進行にあたふた。
どの文章を読むんだったかなー、となんだか心もとない感じで、列席者もちょっとざわざわとし始めます。
日本でよくある「あなたは〇〇を配偶者として認めますか〜云々」の掛け合いはなく、
新郎新婦に「ここ読んで下さいね」と宣誓を促します。
指輪の交換はありましたが、誓いのキスはなかったような気がします。

教会

その後、神父さんはなぜか未成年者を中央に集め、輪になり子供たちの祝福を祈ったり、
どこかへ引き連れて行こうとしては、すぐにまた戻ってきたりと、
列席者たちは「???」という感じで、ざわざわと騒がしくなっていました。
あとで家族に聞いたところ、全然普通の進行ではなくみな口々におかしかったねとのこと。
なんだかまとまりのない感じで式は終わりました。

教会で記念撮影

〜 披露宴 〜
教会のあとは近隣のパーティー施設での披露宴です。
時はすでに夕方。屋外でアペリティフを楽しんで暗くなったら室内で宴会が始まりました。
会場内はまるでクラブのよう。大音響の音楽とチカチカの照明、司会者はDJです。
みな食べて飲んで踊ってという感じでパーティーを楽しみます。
それが夜更けまで続くのです。。。(つらかった・・・。)

パーティー

夜の12時をすぎた頃、ケーキ入刀がありました。
これが終わるまではみな帰れません。
小さな子供たちも87歳のおばあちゃんもみなまったく疲れていないようで驚きです。
私や夫は長旅と普段全く外出しない生活を送っている為に早々に疲れ果て、
いったいいつ帰れるのだろうかとぐったり。
午前1時をすぎてちらほらと人が帰りはじめ、私たちも念願の帰路につけました。
パーティーはきっと朝まで続いていたにちがい有りません。

パーティー

こうしてみると、まったく習慣のちがうフランスの結婚式。
今回の式はごく標準的なもので、リッチな人々はお城を貸し切ってパーティーをしたりとクラスも色々のようです。
なかなか経験のできることではないので貴重な体験でしたが、大変な1日でした。

おわり


apero と bisous、プロヴァンスの休暇その2

フランスの習慣のひとつ、親族や親しい隣人・友人と食前酒やつまみを楽しむ小さな飲み会「apéro アペロ」。

食事前の数時間程、腹ごなしと世間話を交わします。
(その後普通にご飯を食べます。)

ソーセージの干物(?)やアンチョビペーストのディップ、フォアグラなど、アペロで食べ過ぎてご飯が食べられないことも。

今回の滞在8日間中、なんと4回もありました。フランス人はほんとアペロが大好きです。

お酒も控えめな量ではなく、結構がっつりと飲んだりします。

よくフランス人はワインを水のように飲むなんていいますが、そうでもないなーと印象にあります。

ワインは食事の添え物でよく出てきますが、

私が滞在したところでは、年配の男性は「pastis パスティス」という度数の高い地酒をよく飲んでいました。

あとはビール。どちらかというとビールをジュースのように飲むって感じがします。

なので、ビールは2本までだったら飲んでも運転してもいいそうです。

ホントに?!って感じですが、あちらの人はきっと体質がちがうんですね。

でもパスティスはだめ。2杯飲んだら完全にアウトだと、

交通警察官だった叔父がその2杯目を飲みほして言いました。その後運転して帰って行きましたが。うーん。。。

↓↓↓↓↓ 写真はフランスのカニかま、その名も「スリミ(すり身)」。私の好物のひとつ。

カニかま、スリミ

もうひとつ、フランスの習慣のひとつに「bisous ビズー」があります。

これはほっぺを合わせてチュッとキスする感じの挨拶です。

ありがとう・おめでとうの場合でもビズーします。

親族が一同に会するときなんかはビズーで人が渋滞します。

だいたいは両ほほで2回、パリジャンは4回。地域によって変わるようです。

ちなみに叔父には3回。なぜなら警察官だったので地位が高いから1回余計にするとのことで。
本当かどうかはわかりません。

初対面の人にはビズーのかわりに握手をします。

ちょっとだけの知り合いだったら男性同士は握手、異性同士だったら男性が女性にビズーって感じです。

挨拶する人たちの陽気さ(?)にもよると思いますが。

相手との親密さを測れるビズーはちょっと素敵な習慣です。

でももし今の日本でこの習慣があったらAKBの握手会はきっとbisous会ですね、あんまり見たくないです。。。


2年振りの里帰り、プロヴァンスの休暇 その1

飛行機で14時間、日本から遠く離れたフランスの夫の実家へ里帰りしてました。

マルセイユから車で30分程の “Plan de Cuque”(プランドキュック) という小さな町です。

有名な観光名所や商業施設もなく、かといって伝統的なプロヴァンスの村というわけでもない、元・新興住宅街といったところでしょうか。

とくに変哲のない町ですが、

オレンジ色の屋根の家々やローリエの生け垣、街路のラベンダーなど、外国人の私にとってはいつも新鮮な町です。

ローリエの花

毎週土曜日には教会のそばでマルシェが開きます。

新鮮な野菜や海産物をはじめ、日用品や洋服など生活に根ざしたものを売る屋台が集まります。

洋服類は激安ですが、食料品はちょっと高め。でも新鮮です。

新鮮な魚

今回よく目にしたのは「輪ゴム」。日用品の屋台には必ず山積みされてました。

髪留めや袋止めにするにしては小さな輪ゴムたち。しかもとてもカラフル。

最初は何で売っているのか分かりませんでしたが、輪ゴムと一緒にブレスレットが展示されていて納得。

どうやらアメリカで人気の輪ゴムのリリアン編み(?)がこちらで大流行のようです。

子供や女性が輪ゴムを大人買いしてました。

日本にもそのうちブームがくるんですかねー。

私も買っておけば良かった。。。

日本人にとっては物珍しいマルシェなので色々と写真を撮っていたら、ある店主に

「日本人はなんでもかんでも写真を撮りやがって、カメラしまえよ云々」と面と向かって言われて唖然。

はいはいごめんねーと流しましたが、かなりカチンときました。

どうせ言葉がわかんないと思ってやったのでしょう。それがますます意地悪い感じです。

腹いせに家に帰って家族に愚痴りました。みんな怒ってたので私もちょっとスッキリ。

確かにマルセイユや他の地域ではナショナリズムの強いところがありますが、

かといってみな大人なので声を大に異人種を特定して誹謗中傷する人は稀だと思います。

対応がてきとーなことはお国柄です。それが意地悪だとかは思いません。

大半の生粋のフランス人はより親身で人当たりが良かったりします。

念のため!フランスの公共の場所での私的な撮影は禁止されていないですよー。


透けない布に刺繍の下絵をする方法「ポンサージュ編」

前回のブログで「ポンサージュ」という本格的な下絵方法のご紹介を致しました。

特別な用具を必要とするこの方法、身近なもので手軽に実践するには?

☆必要な道具
図案を写す紙(コピー用紙で良いです。)
針(ちょっと太めのもの)
布にかけるペン

1、紙にデザインを写し、線に沿って針で穴をあけます。
穴の間隔が細かい程、後ほど正確な下絵になります。

線に沿って穴をあける

2、生地の上に1の紙を固定し、穴をあけた部分をペンで印をつけます。
*ペン先をぐりぐりと押当てるとしっかり写ります。

ペンで点を写す

3、点々が生地に写ったところ。(ピンクの点々)

生地に点が写る

4、3の点々に沿って線をつなぎます。おわり。

点に沿ってラインをつなぐ

使用するペンのオススメは、時間が経つと消えるチャコペンです。

このチャコペンで工程3までやって、工程4はペン先が細いもの(シャーペン形のチャコペンシルや鉛筆、ボールペンなど)を使うとよりいっそう下絵の完成度が増します。

また、工程3でかなり細かく点が打てていれば、工程4は必要ないと思います。

刺繍する際は、これらの下絵が隠れるようにステッチをして下さい。

この「お手軽ポンサージュ」、身近なものでできるとはいえ、正直ちょっとめんどくさいです。

ただ他にいい方法がない場合は有効な手だてとなります。

今回前回と紹介した下絵方法以外に、

■ おしろいを水で溶かした液と筆を使ってトレーシングペーパーに図案を写し、
生地の上において、その線に従ってペン等でなぞっておしろいを生地に写す方法
(自家製おしろいチャコペーパー的な感じです。) →→→ 未実験

■ トレーシングペーパーのツルツル面にボールペンで図案を写し、
生地の上においてアイロンをかけて印を写す方法
(熱転写チャコペンと同様ですね。) →→→ 未実験

■ 「ムーンベール」という商品を使う。 →→→ 未実験

などもあります。

下絵は適切で簡単な方法を選びましょう!


透けない布に刺繍の下絵をする方法

チャコペーパーを使った刺繍図案の写し方を以前ご紹介しましたが、

たまに線が写らないような生地もありますよね。

毛羽たちのある生地や厚みのあるもの、柔らかいものなど、

ウールやリネンなどの繊維長の短い天然素材等にはよく見受けられるかなと思います。

そんなチャコペーパーでは書けない生地の場合はどうやって図案を写したら良いのか?

<その1>
トレーシングペーパーに図案を写して生地の上に置いて、その上から刺繍してしまう。

  • メリット → 簡単
  • デメリット → 最後に紙を破いて取り除かないといけない、その際にステッチが緩む、刺繍の内部まで紙を取り除くのは難しい

☆発展系として、トレペの図案のラインをしつけ縫いして、その縫い目で図案を描くということもできます。

<その2>
日の当る窓に図案と生地を貼付けて、光によって生地を透かして図案を書き取る

  • メリット → 細かいラインも書き取れる
  • デメリット → 光にかざしても透けない生地にはできない、大きな生地は貼れないし重力で地の目が歪む、腕が疲れる

☆ライトテーブルがあれば便利だと思いますが、費用が掛かりますね。

<その3>
熱転写ペンシルを使って、図案をアイロンプリント的に写す

  • メリット → 簡単
  • デメリット → 転写できない生地もままある、熱に弱い生地には向かない

☆クロバーさんからピンクとブルーのペンシルが発売されてます。白や黒の色バリエーションも増えると良いのですが!

<その4>
ポンサージュという本格的な技法を使う

  • メリット → 下絵の量産が可能
  • デメリット → 生地が汚染されることがある、手軽ではない

☆ポンサージュ(ponçage=フランス語)とは???

図案にミシン目のような穴を細かく開け(piquage/ピカージュ(仏語))、

図案を生地の上に置き、

粉を付けたフェルト等をなすり付けてステンシルのように下絵を写します。(=ponçage)
(粉は炭や顔料、松やにを混ぜたものなどあるようですが、詳しい成分はよくわかりません。)

その後、熱処理や固定液を吹き付けて粉を定着させます。

このように、読んだだけでも「こんなの普通の人はできないでしょ?」という感じですよね。

ちなみにルサージュではこの手法が取り入れられていました。

では、この本格的な下絵方法を手軽にマネする方法とは?

→ 次回へ続く〜


お手製シルクピン

刺繍をしていて困るのは、必ず出てくる微妙に余る材料たち。

捨ててしまうのも勿体ないし、色見本などに使えるかなと思って毎回捨てられずに溜まりがちに。

そんなハンパ者たちを再利用でお手製シルクピン作ってみました。

リボンのお花のシルクピン

作り方は簡単!

リボンの端にギャサーを寄せて円形にして、針にボンドでとめるだけ!

ハンドメイド中に近くにあるとテンションあがります☆

実用性はあんまりないのですが、

刺繍のポイントに何か欲しいかな〜という時に、このピンを刺してイメージを膨らませたりするのには結構役立ちます。

リボンのお花のシルクピン

行き詰まったときは活け花のようにピンクッションに刺して遊んでます。

リボンのお花のシルクピン

そうして下のような作品が出来上がってくるんですね。

リボンのお花の香り袋

リボンならではのカラフルな色合いが白地に映えます。

これは来月に調布カルチャーさんの1day講座でやる作品で、ギャザーのお花の作り方もお教えする予定です。

皆様のご参加お待ちしております☆

6月10日開催 10:30~12:30
お申し込みは調布カルチャーセンターにて受付中です。


ビーズアートな3日間!

先週末の「ビーズアートショー」、お越し頂きました皆様どうもありがとうございました!

毎回たくさんの方にお越し頂けまして感激です☆

このビーズアートショー、回を重ねるごとに出展者の方も増え、次回はいったいどんなお店に出会えるか・・・期待でいっぱいです。

今回はヴィンテージのパーツを扱うお店が増えたなーという感じでした。

私の買い物欲もかなり満たされました!

イベントに出店すると普段は出会えない作家さんたちとお知り合いになれるのも醍醐味のひとつ。

そのなかでも、私の心をグッとつかんで離さない刺繍作家さんにめぐり会えたのは本当に良かったです。

心から楽しんで手の赴くまま、真似のできない感性で作られた彼女の刺繍作品。大好きです。↓↓↓↓↓

アメリカの刺繍作家さんの作品

最近の私の作品に足りない自由なタッチが素敵で、思わず大人買いです。

死ぬまで大事にしたいと思います。

この作家さんは遠くアメリカからいらしていて、今回が最後の参加になるだろうとのこと。

残念ですがまた来てもらえることを願ってます!

それでは、お越し頂けた方もそうでない方も3日間どうもありがとうございました☆


がま口ポーチの作り方

以前紹介したお花のスパンコールを使った刺繍をがま口ポーチに仕立てました。

今回はそのがま口の作り方をご紹介!

口金は近所の手芸店で説明書と型紙付きのを買って使用しました。

なので、そういったものを買えばこのブログを読まなくてもできちゃうと思います。

私も初めてでいろいろ失敗しましたが、なんとなくできました。

シュミレーションがわりにご参考下さい〜

<作り方>
1、表地と袋布をそれぞれ中表に重ねて仮止めし、

がま口ポーチの作り方1

2、口金が付く部分を除いて、袋部分の周囲を縫います。

がま口ポーチの作り方2

3、袋布をひっくり返して、表パーツの中に入れるようにして重ねます。

がま口ポーチの作り方3

4、2で縫わなかった部分を仮止めして、

がま口ポーチの作り方4

こんな感じです。↓↓↓↓↓

がま口ポーチの作り方5

5、口部分をぐるっと一周縫います。この時、片面の一部分を縫い残して下さい。
(あとでひっくり返すときの穴にします。)

がま口ポーチの作り方6

こんな感じです。↓↓↓↓↓

がま口ポーチの作り方7

7、縫い残し穴から全体をひっくり返して、

がま口ポーチの作り方8

8、縫い残した部分、表地・袋布を毛抜き合わせ(=それぞれ縫い代を内側に折り込んで)にして縫い止めます。

がま口ポーチの作り方9

9、口金が付く部分、袋布側に固い紙ひもを付けます。
(私が買った説明書には糸でまつって付けると書いてあったので1本はそのように付けましたが、なんだかめんどうだったのでもう片方はボンドでくっつけてしまいました。)

がま口ポーチの作り方10

10、口金の溝にボンドを付けます。
*失敗1・・・たっぷり付けると後ではみ出してきて大変なことになりました。ちょっとだけで大丈夫だと思います。

がま口ポーチの作り方11

11、目打ちなどを使って、本体を口金の溝にぐっと押し込みます。
*失敗2・・・本体と口金の中心がずれてアンバランスになってしまいました。
なので、本体と口金に真ん中の目印をつけて作業した方がいいです。

がま口ポーチの作り方12

12、最後にペンチなどで口金をしっかり挟んで止めます。
*失敗3?・・・口金が固過ぎて挟めているのかさだかではありません。手が疲れるので縫い付けタイプの口金の方がやりやすいと思いました。
*失敗4・・・ペンチを深く挟みすぎて刺繍したビーズまで割ってしまいました。口金だけをしっかり挟むようにしないといけません。

がま口ポーチの作り方13

なんとか完成!!

お花の刺繍のがま口

表面に刺繍するときは、口金部分まで刺繍しないように気をつけて下さいね!

ちなみに裏面はこんな感じです。↓↓↓↓↓

刺繍のがま口ポーチ

Pの内側をくりぬくのを忘れてしまいましたし、かなり縫いつれてますがまぁいっかという感じです。

出来上がれば愛着が湧きます!

それではみなさんもぜひお試し下さいませ〜☆


掘り出し物を発見!ホビーショーに行ってきました

去年行けなくて悔しい思いをした「ホビーショー」、今日から3日間ということで張り切って行ってきました!

ビーズアートショーに比べると断然会場が広いです!

2時間しかいれなかったので全然見切れませんでした。残念。。。

材料販売のお店のほか、たくさんのワークショップが開かれていてカテゴリーもさまざま。

刺繍やビーズ細工はもちろん、輪ゴムを使った編み物(?)のような講座や陶器の絵付け、革細工やガラスエッチングなど、

普段目にしない、レアなワークショップがたくさんありました。

1日いても絶対飽きないですね。3日間フルで楽しめそうです。

今回お買い物したお店は、

チロルテープや刺繍ワッペンがかわいい日暮里のお店「On-travelling」さん。

アクリルの蛍光ラインストーンやアフリカの布の端切れを発見しました。

ちょうど欲しかったので見つけてラッキー!

チロルテープやワッペン

京都にある糸染色屋さんの「アートファイバーエンド」さん。

素敵なカラーリングが多いので、何に使うかも謎のままついつい買いだめしてしまいます。

ここでちょうど生徒さんとばったり会いました。

どなたかとお会いするだろうなと思っていた予感的中です。

染め糸屋さん

一番時間を費やしたのが、年代物のカボションやコスチュームジュエリーを扱う「De Luxe」さん。

箔の入ったものやグラデーション、模様入りのものなどなどめずらしくて綺麗なカボションがたっくさんありました。

ヴィンテージ好きの方は必見だと思います。

ヴィンテージパーツ屋さん

戦利品勢揃い!

布やカボション

楽しくお買い物できました〜☆


簡単!スパンコールのお花の作り方

ビーズ針を使って簡単!かわいい!なスパンコールのお花の刺繍のやり方をご紹介。

上の写真のような、まるくふっくらと立体感のあるお花に仕上がります。

必要な材料:
*スパンコール(直径4~5mmのもの)
*ビーズ(特小サイズ)
*糸(ビーズ針に入る太さならなんでもOKです)
*生地(お好きなもので)

使う道具:
*刺繍枠(丸いのでも四角いのでもいいです。)
*ビーズ針(12~13号がおすすめ)
*糸切りはさみ

<作り方>
1、ビーズ針に糸を2本取りで通し、先端を玉結び(2回)。
生地の裏からお花の中心になる部分に針を出します。

2、ビーズ1粒・スパンコール1枚・ビーズ1粒・スパンコール1枚・ビーズ1粒・スパンコール1枚・ビーズ1粒の順に針に通します。

スパンコールの刺し方1

3、針の出ているお花の中心から外側に向かって5mm位離れた所に針を刺します。

スパンコールの刺し方2

花びら1枚分できたところ。

スパンコールの刺し方3

4、またお花の中心に針を出し、十字方向に、残り3花びら分同じステッチを繰り返します。

スパンコールの刺し方4

5、お花の出来上がりが最終的に丸い外周を描くように、空いてる部分を埋めます。
お花の中心から4の十字と対角方向に、1枚目のスパンコールが立ち上がっているあたりに針を出します。

スパンコールの刺し方5

6、ビーズ1粒・スパンコール1枚・ビーズ1粒の順に針に通します。

スパンコールの刺し方6

7、外側に向かって、4の十字と対角方向に3mmくらい離れたところに針を刺します。
  ここでのポイントは、出来上がった時に丸い外周を描けるようにステッチの長さを調節して針を刺すことです。

スパンコールの刺し方7

外側の花びらが1枚できあがったところ。

スパンコールの刺し方8

8、残りの3箇所同じステッチを繰り返せば、まんまるお花の完成!!

スパンコールの刺し方9

私が使った材料はこちら ↓↓↓↓↓
ピンクのお花の形のスパンコール
特小サイズのシルバーのビーズ

すでにお花の形をしているスパンコールなのでそのまま刺繍すればいいではないか?という感じかもしれませんが、

普通に刺繍する以外にどんなことができるかな?と思って作ってみました。

もさもさっとした綿毛のようなお花にできあがってかわいいです。

もちろん普通の丸いスパンコールでも同じことができます。

サイズによってステッチの長さや本数など、お好みでアレンジしてみて下さい。

さて、残りは背景部分。
微妙に空間を残しながら、ビーズとスパンコールでステッチの向きがランダムになるように埋めていきます。

必要な材料:
*スパンコール(4mm亀甲、使用したのはこちら
*ビーズ(丸小サイズ、使用したのはこちら

1、生地の裏から針を出し、ビーズ2粒・スパンコール1枚(亀甲を使うなら、へこんでいる面から)を通します。

スパンコールの刺し方10

2、4~5mmくらいの長さ(ビーズ2粒分の長さと同じ)でステッチします。
適度な空間を残しながら、同じことを繰り返してまんべんなく背景を埋めます。
ステッチする向きが揃わないよう、四方八方にランダムに刺して下さい。

スパンコールの刺し方11

できあがり!!

スパンコールの刺繍

どうでしょうか?そんなに難しくないと思います。

シャツの衿やスカートの裾、バックなどのポイントに刺繍しても良さそうです。

わたしはこのテクニックでびっしり刺繍したミニスカートがほしいです。いったいいつできるのやら・・・と感じますが。

とりあえず今回の作品はがま口に仕立てました。

その工程もまた後日のブログでご紹介したいと思います。

それでは、みなさんも思い思いに楽しんでみて下さい!!