プロバンスのラベンダーが好き

フランスに行ったら絶対に買って帰りたいもの、、、

細インゲンやアーティチョークの缶詰、刺繍とファッションの本、南仏の蝉の置物、そしてラベンダー。

6月に私用でフランスに行くことになりました。

パリには行けないので買い付けなどはできないのですが、何かいい物を買って帰れないかしら?と考え中です。

特にプロバンスのラベンダーはかなり大好きなので、湯船いっぱい分くらい欲しい所です。

向こうのラベンダーはすごく香りが透き通っていて、しかも持ちがいいんです。何年も香ります。

お土産品としても内輪人気が高くて、我が家にもたくさんコレクションがあります。

ソレイヤード生地の香り袋はインテリアにもいい感じです。

オ・フィル・デュ・レーヴの香り袋の課題の仕立て用にプレゼントしているのも本場プロバンス産で、

みなさんに「いい香り!」と喜んでもらえて嬉しいです。

5月の朝日カルチャーセンターの1day講座の課題もラベンダーの香り袋です。

クロシェのレッスンはいつも時間が押し気味になってしまうので、今回はちょっとボリュームを押さえてます。

でも可愛さは150%増です!!(そのつもりです!)

刺繍も楽しめてラベンダーまで手に入ってしまう素敵(?)な講座となっております。

オートクチュール刺繍のラベンダー袋


オートクチュール刺繍の香り袋
5月29日(木)14:30~17:30 定員12名様
お申し込み詳細は朝日カルチャーセンター横浜校にて承っております。


ビーズステッチのワークショップ

針と糸でビーズを編む「ビーズステッチ」。

たくさんの小さなビーズを使うところや、繊細で立体感があって、ハンドメイドらしからぬ完成度、、、

なんとなくオートクチュール刺繍と同じ香りがするなー、

テクニックを刺繍に活かせないかしら?

と、以前より興味がありました。

偶然にも生徒さんのなかにビーズステッチの先生がいらっしゃいまして、

毎回自作のアクセサリーを身につけているのが素敵だなーと思っていました。

ちょうど明日より、その先生も参加される催事が大宮の髙島屋で開催されます。
(2月11日〜17日まで 髙島屋大宮店

ビーズステッチのワークショップもあるので、私も16日に遊びに行こうと予定してます。

上の写真のような、カボションをビーズで囲む作品作りだそうです。

ビーズで何かを半分包むようなテクニックはオートクチュール刺繍にはないので、
(おそらく繊細に仕立てるのは無理でしょう。)

これは絶対に今後の作品作りに活かせるな!といまからワクワクしてます。

最近、他の分野のテクニックも学んで行きたいなと思い立ち、

春からはパラグアイのレース編み(ニャンドゥティ)の講座を受講する事にしました。

いつもは先生役ですが、今年は生徒役になる機会も多くなりそうです!


特別なビーズ「シャーロット」

シャーロットビーズという種類のビーズをご存知ですか?

丸い形の1カ所にだけカットの入った、 ( | ←こんな感じの形です。
キラッと輝く星の瞬きのようなビーズのことです。

この可愛らしい呼び名は、その昔にアメリカの販売業者が彼の娘シャーロット(charlotte)にちなんで付けました。

当時は13/0という直径1.7mmくらいのサイズしか製造されていませんでした。
(現在は丸小サイズやもっと小さなミクロなサイズまで様々なバリエーションがあります。)

シャーロットビーズのサイズ比較

一般的にはこの形状のものをすべてシャーロットと呼んでいますが、
厳密にいうと本当の「シャーロット」は13/0だけで、その他は1cut、トゥルーカットと呼ぶのが正しいそうです。

ビーズの種類にも様々な歴史背景がありますね。
材料の背景を知ると、使う時に思入れが増して特別な作品にできるような気がします。

さて、そんなシャーロットビーズのとってもミクロな15/0サイズが小さな手芸屋さんに新入荷致しました。
滅多に手に入らないレアものです。
興味のある方はぜひお早めに覗いてみて下さいね☆

ちょっとしか仕入れられなかったので、自分用に取っておくのは我慢しました。。。
どうせ時間がないから活かせる作品も作れないので・・・。
なので、欲しい方にたっぷりとご活用頂ければと思います!


Bonne année 2014 !

新年明けましておめでとうございます!

皆様いかがお過ごしでしょうか?

寒い日が続いていますが、だんだんと日が延びて来ているので春も近いのかなーと感じてます。まさに新春!

今年は久しぶりに元旦にお参りに行ってきました。

お願いごとは、、、秘密です!

だいたい自分のことと、世界平和の2つをお祈りするのが私の決まり事となってます。

世界平和って、ちょっと夢がでか過ぎますが。。。しあわせに生活できている事に感謝という感じです。

今年1年どんな事が待ち受けているのか、、、正直不安でいっぱいです。

年が明けた瞬間、「あぁ、また同じ1年が始まるのかー、、、」とプレッシャーでお祝い気分がすっかり落ち込みました。

もちろんいい事はたくさんあると思いますので、ポジティブにまた一生懸命頑張って行きます!

お教室の生徒様、小さな手芸屋さんのお客様、それにブログをいつも読んで下さっている方々、

皆様にとりましても健康で素敵な2014年をお過ごしできますように!


今年最後のレッスン!

こんにちは!ご無沙汰しております。みなさまお元気ですか?

おととい土曜日は朝日カルチャーセンターでの1日講座でした。
お越し頂いたお客様、どうもありがとうございました!楽しんで頂けましたでしょうか?

今回はめでたく全員ご出席頂けて、またまた満員のレッスンとなりました☆

朝日カルチャーさんの講座は、いつもお近くにお住まいの方が多くいらしてくれて、
ご近所さんもチラホラ。もしかしたらどこかですれ違っていた事もあるかもですね!
ということは私生活でも気が抜けません!(笑)

偶然な事に、私たちがヴォーグ学園さんでやっている講座の日時に、別の講座を受講していらっしゃるお客様もいらっしゃいました!
次回はぜひぜひ覗きに来て頂ければと思います。

新年最初のカルチャースクールでのレッスンは、1月28日の東武カルチュアさんでの1dayレッスンです.
http://www.tobu-culture.co.jp/oneday/index201202.html

さて、これからは別注のお仕事で大忙しです。まさに師走!頑張ります。

朝日カルチャーセンターでのオートクチュール刺繍講座

朝日カルチャーセンターでのオートクチュール刺繍講座


みんな大好きトルコのオヤ

トルコのオヤ、ご存知ですか?

トルコの伝統的なレース編みの技術で、特に縫い針を使って編む(というか結ぶ)やり方のイーネオヤは独特な手法の繊細なものです。

以前より根強い人気で、よく書店で作り方の本を見かけます。

どうやら、オートクチュール刺繍を好きになる方はオヤにも同じく興味がある方が多いのでは?と最近思っています。
(最近出会った刺繍友達はイーネオヤにはまったようです。私も前からちまちまオヤ修行してました。)

根気がいって、難しいけど、できるとすごくやりがいのある繊細で独特な手作業。

そんな所が似通ってるかなと、勝手に思ってます。

先日、生徒さんが見せてくれたのが、ターキッシュクロッシェとオヤのコラボネックレス。

ターキッシュクロッシェのネックレス

↑太いビーズの鎖部分がターキッシュクロッシェと呼ばれるテクニックだそうです。

初めて見た&聞いたテクニックです!勉強になります。

オヤのかわりに刺繍モチーフを付けても相性が良さそうですね。

ちなみに私のオヤ作品↓

イーネオヤの試作

1年以上の間、全然できなくてあきらめかけていたある日、突然コツをつかんでここまでできるようになりました☆
(今はもう忘れちゃったと思いますが・・・。)

最後にもうひとつ、ネックレスを見せてくれた生徒さん作の刺繍ブローチ↓

ビーズ刺繍ブローチとトルコのオヤ

シンプルだけど味のあるデザインで、とってもナイス!です。

いろんな国のバージョンが作れますね!楽しそうです。

刺繍作品って、盛れば盛る程豪華に見えるのでごまかしがきいちゃうもので、

実はこういうシンプルなもの程上手くデザインするのが難しいなぁと感じます。

また色々見せて下さいね〜。


刺繍材料を探せる意外な?!お店・・・それは

ずばり釣具屋です。

フライフィッシングでは毛鉤(けばり)という、動物の羽根やカラフルな糸を使って作られた疑似餌を使います。

デザイナーの友人や刺繍をお手伝いしているクライアントさんに、

「釣具屋すごい使えるよ!」と聞いて、先日早速物色してきました。

カラフル材料好きな私にはまさに楽園!!

色とりどりで種類も豊富な羽根や、フロススレッドという糸に撚りのかかっていない糸(無撚糸とも言います)、

めずらしいシュニーユ(モール糸)やファーテープなどなど、

普通の手芸店では見られない刺繍材料がたくさんです!

さっそく手に入れた材料で試作をしてみました!

刺繍の試作

釣り具やで買った糸

刺繍の青い部分は、下の写真の左に写っている600デニールのレーヨンの無撚糸。
#80のクロシェでポワンティレをしました。クロシェから糸が外れると繊維がかなりばらけて針に絡まるのでちょっと難易度高め。でも#90のクロシェでやれば上手く行きそうです。

黄緑の部分は、長細いボビンに巻かれているシルクの無撚糸。
この糸は日本刺繍の糸と同じですね。日本刺繍用だったら取り扱ってる手芸店もあるので探しやすい材料だと思います。
#80のクロシェでポワンティレ、問題なしです。繊維がばらけにくく、生地通りがとても良いです。

薄い水色のチェーンステッチの部分は、極細のテグスのような糸を2本取りで使いました。(材料写真の右下)
肉眼で見るとテグス特有の透明感が残された、他の糸では難しい表現が可能です。このテグスは今回買った材料の中で一番のヒット!少し扱いづらいですが、この見た目が得られるのであれば大した困難ではありません。

下側の黒っぽい部分は、ラッピング用のリボンでよくあるようなメタル風の細いテープです。(材料写真の右のタマムシ色のテープ)
扱いに迷いましたが、太めの針で普通にステッチしてみました。テープがソリッドなので生地が破れるかもしれません。今の段階では破れはないですが、服などに仕立てて動きが加わったら擦れて危険度が増しそうです。
糸処理はてきとうに玉止めしました。今後使う場合は糸端の処理に一手間加える必要があります。
テープがくるくるクルクルするので、イライラしている時は扱えない材料ですね。

写真から見切れている蛍光黄緑色のチェーンステッチの部分は、歯磨きに使う歯間フロスのような、少し弾力を感じる細い無撚糸。(材料写真中央)
この糸は繊維がばらけません。見た目としては、この糸を使う必要はないと思います。ただ、普通の糸にはないカラーがあったので、グッと来た色があれば使うかなという感じです。扱い方は特に難しくありません。

あとは、シルバーラメのシュニーユ↓↓↓↓↓

シュニーユ

ラメというか細いフィルムが刺繍するたびにぽろぽろ落ちてくるので、やり直しなしの一発勝負で使うしかないです。フレンチノット、ポワンティージュ(英語だったらツイストステッチ?)、問題なくできました。
ポイント使いには便利そうなシュニーユです。
ちなみに一緒に写っているピンク方は、透明オーロラのフィルムが折り込まれています。めずらしいですね〜。

衝動的に買ってしまったのはこちらの羽根たち。色味が素敵です☆

色とりどりの羽根

お店には鳥の頭がくっついたままの大きな羽根つき胴体(?)もありました。
舞台衣装やパーティー用の作品にはかなり使えると思います。今度私も試してみたいです。

普通の手芸材料に飽きてしまったら、ぜひ釣り具屋さんへ!
(ちなみに私が行ったお店は、渋谷にあるSANSUIさんです。)


ビーズアートショーの3日間

久しぶりの筋肉痛です。

先週末の3日間、横浜の「Beads art show」に出展しておりました。

在庫のチェックや備品の片付けも終わり、ようやくいつものペースに戻れました。

生徒さんを始め、小さな手芸屋さんのお客様、前回の春から引き続きおいで下さりましたお客様、

そして今回で初めて出会う事のできたお客様の皆様、貴重なお時間を頂きましてどうもありがとうございました!!

数多くの差し入れも頂きまして、とても感謝しております。
(次回はぜひとも手ぶらでお越し下さいませ。)

お越し頂けなかったお客様からも、暖かい応援のメールを頂けましてとっても感激でした。

慌ただしくて頭がぼんやりしていたのですが、そのメールを見た瞬間にピコーン!と目が冴えました!

長いおつきあいや、一期一会、様々な出会いがありますが、

できるだけ多くの出会いを記憶にとどめて、次回の来年春の出展やこれからの活動に臨みたいと思います。


明日から3日間!「Beads art show 横浜」

ついに明日から「Beads art show 横浜」が開催です。

今回は早めに準備しただけあって、たくさんの材料や小物を用意する事が出来ました!

シルバーのカトラリーやバカラのガラスなどの秘蔵のアンティーク雑貨や↓↓↓↓↓

アンティーク蚤の市

もちろん!ヴィンテージのチェコビーズも色数を増やして出品しています。↓↓↓↓↓

ヴィンテージチェコビーズ

糸通しスパンコールも溢れんばかりに揃ってます〜☆
色数も豊富です。かなり詰め込まれているので、お探しのものがありましたら気軽にお声掛け下さい。

フランス製糸通しスパンコール

他の出展者さんでオススメは、デリカビーズでおなじみのmiyukiさん、

ヴィンテージのモチーフスパンコールやビーズなどの豊富なシャンタル細川さん、
(私たちの目の前のブースです。私は既にたくさん取り置きしてもらっちゃいました!何を作ろうか決めてないのに衝動大人買いです。)

浅草橋にもお店のあるラティーフさん。チェコビーズやパーツ、バラスパンコールがたくさんありますよ!
私も早いうちに見に行かねば!

他にも様々なお店が出ていますので、手芸好きの方はかなり楽しいイベントになりますね☆

お越しの際はぜひぜひ私たちのブースA174にも遊びにいらして下さい♡


オートクチュール刺繍の写真立て

お久しぶりです。最近外注のお仕事にかかり切りでなかなか更新ができませんでした。

ところで、新しい作品ができました!

カルトナージュで仕立てた写真立てです。

オートクチュール刺繍の写真立て

立体的なバラがポイント☆★☆

バラの刺繍

この作品のデザインソースは、以前ヴェネチアに行った際のホテルに飾られていたガラスの鏡です。

クリスタル、シルバー、あわ〜いパステルカラーがとてもガーリーでかわいくて、

普段こういうものを好まない私ですが、何となく心の隅っこに引っかかっていたので参考にしてみました。

ヴェネチアのガラス

ギラギラした印象にならないように、シルバー色の素材は出来るだけ白っぽいものをチョイスして、

背景の部分は透明で光沢加工のされた小さなビーズを銀糸で刺繍してほんのりシルバーを演出です。

こういった淡くて透明感のある作品を作りたいと思う時に難しいのが色物材料の選び方。

今回の作品もかなり悩みました。

葉っぱのグリーンに適したちょうどいい色のビーズがなかったので、

透明のビーズにライムグリーンの糸を使って、発色を押さえて色を表現できるようにしました。

このテクニックは使えます。

透明系のビーズに使う糸を濃い色などにすると、若干色味が変化するので微妙な調色に便利です。

ぜひぜひ試してみて下さいね☆